図書イトシゴ ト タエテ ユカン000036056

いとし子と耐えてゆかむ

サブタイトル1~10
戦争未亡人の叫び
編著者名
植村 環 編者/平林 たい子 著者/田辺 繁子 著者
出版者
主婦之友社
出版年月
1952年(昭和27年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
304p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/U42
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

生きてる犠牲者の書(獅子文六)
子と生きる母の強さ(中山マサ)
編者の言葉(植村環、平林たい子、田辺繁子)
戦争未亡人の問題について パール・バック女史の手紙
毎日お母さんが家にいてほしい(伊丹市 井上千代子)
命のかぎり燃えたきものを(静岡県 長瀬はな)
片脚だけの不自由に耐えて(埼玉県 橋本ユキ)
理髪の仕事を受けついで苦闘(福井市 伊尾つや子)
教員になつて清く生きる(小倉市 藤野みつ子)
平和のランプと愛の熱(大阪府 福岡貞子)
胸の病に臥して(大阪市 佐伯文子)
子供にはげまされて(三重県 山本ハツ子)
堅実一路に生きる未亡人(青森県 沼辺せき)
義父母の冷酷に追われて(秋田県 下田琴)
洋裁で子を守る今日までの苦闘(高知県 武政加登子)
夫の仕事を受けついで(山口県 清香園子)
美容院を経営するまでの苦闘(新潟県 市川利子)
子ゆえに男の世話を脱した苦心(東京都 木村八重子)
馴れぬ百姓仕事に苦労(千葉県 菊間ひさ子)
母という名に救われて(長崎県 坂本貞子)
悲しみに耐えて愛児と共に(長崎県 尼子文子)
満州、香港、台湾を流転(東京都 中田ふさ)
夫を硫黄島に失い洋裁で独立へ(茨城県 水戸はる子)
馴れぬ商売に苦労しながら子の教育を(滋賀県 高屋光子)
子供の成長を誇りに(富士吉田市 羽田知登子)
義父母と二児を養う苦闘(福岡県 大久保イクノ)
三児を守つて苦しい生活(大分県 東文子)
教員としての希望の生活へ(山梨県 田中とし子)
いばらの道は続けども(岡山県 塩見君子)
広島の原爆に夫を失う(千葉県 西村美津子)
軍人の妻ゆえに苦しむ未亡人生活(盛岡市 堤サキ)
扶助料は遠慮して苦闘(北海道 北田清子)
ピアノを教えて成功(呉市 越野京子)
娘と共に働いて(西宮市 山田とめ子)
カリエスに臥す未亡人の苦闘(静岡市 伊藤万起子)
過ぎ去りし日を顧みて(白杵市 佐藤静子)
再婚の話も子故に断る(岩手県 佐藤えい子)
二児をも失つた母の悲しみ(香川県 西山光子)
幾万の父なき子のさけび(鹿児島県 白石きみ代)
過ぎ去つた愛欲の彷徨(北海道 伊野美千子)
眺めやる庭に無心の人形(岐阜県 後藤美代子)
ミシンで暮す未亡人の苦闘(横須賀市 橋本シマ)
二児が頼るこの母(山口県 山本一女)
ソ連抑留に倒れた夫に寄せる(鳥取県 渡辺瑞江)
病の身を貸本屋で(三重県 伊勢とよ子)
限りある身の力ためさん(岐阜県 桝倉操)
父のない苦しさをおしつけない(岐阜県 松本幸子)
貧しくとも愛情を(愛知県 丸山みね)
遠い外蒙の砂漠の果てに(東京都 成田成美)
看護婦となつて自立の体験(東京都 角千万子)
ひたすら働いて子供を学校へ(岡山市 清水満寿子)
北鮮から引揚げてミシン裁縫を(東京都 松田みつ子)
有田焼に働いて子供を養育(明石市 田中シカヱ)
戦災未亡人の訴え(埼玉県 桜井きみ)
未亡人はどう援護されているか
口絵写真あり