図書目録ワガ ムラ資料番号:000035896

我が村

サブタイトル
公民物語
編著者名
森 恒太郎 著者
出版者
自治協會出版部
出版年月
1923年(大正12年)6月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
289p
ISBN
NDC(分類)
611
請求記号
611/Mo45
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1 鳴呼我が村
我が生涯の生母
我が村の延長
第2 幼年時代の公民感化
赤ん坊の庄屋さん
幼時の手引と公民感化
備慌貯蓄の残骸に隠れん坊
第3 我が村の地理
区域の変遷
我が村の地勢
第4 私の公的生活に入るの初歩
洪水の恐怖に襲はれた村民の運動
洪水の善後策として現はれた農談会
聯合会や村会
新聞経営と政治活動
第5 暗黒に包まれたる公的生活
病魔に投げられた暗の生活
明暗二境に迷へる村長の当選
人権蹂躪の恐怖
第6 我が村の懐に入つた新生活
役場内の自炊生活
我が村は我が家庭であつた
温かい炬燵会議
第7 役場内部の整理
事務の整理と同情本位の執務
公的生活の表現
第8 暗礁として取残されたる我が村の案件
小学校の建築
都市の農村に及ぼす影響と高等科の新設
民衆心理の展開と犠牲の橋梁
井堰の悩み水攻め火攻あ
数年に亘る隣村との水論
第9 村是の調査と将来の対策
我が村の研究
村是の設定と調査資料の運用
公民教科書
栄光に輝いた村是調査
第10 地方化したる我が村の教育
公民教育の教材
児童役場の開始
土に親む心理の養成
学校園に養はるゝ人格美
害虫駆除と生物愛護
小学児童の公民運動
勤労所得と児童貯金
補習学校と師範学校代用附属
第11 青年団体と公民訓育
教育機関としての青年団体
公民教育の要諦と其訓練
教育化された青年の活動
青年教育と農事改良
競犁会
読書の趣味と文庫
娯楽と旅行
団費と其出所
第12 土地の改良と其利用
洪水の残した土砂の利用
排地整理
耕地交換に由る利用価値の増進
第13 宗教団体の利用と農業経済の自覚
講田の耕作
講田に生じた経済観念の収穫
第14 教化に基ける貯金の実行
村是調査の照魔鏡に映写した奢侈の悪風
魔手に誑かさるゝ勤労の悩み
文化生活の履き違ひ
教育化したる貯金
一銭の貯金に見出されたる教育の価値
郷土に起る勤労の美風
一人の百万円より五百人の五万円
第15 温き地主の同情と小作保護
小作慣行に表れたる温情主義
小作慣行を裏切り始めた主我慾
主我の争闘と不労所得の蜀望
政策としての小作保護
戸別訪同に同情の溢れと讒謗の漲り
産米の改良に現はれたる小作人の感激
小作保護に自らを救はれた地主の目覚め
肥料貸付の恩恵に呼び起されたる小作人の躍動
小作保護の転換と共同共営
第16 産業組合と小作地管理
信用組合の活動と機能発動の要件
購買組合と市価の変動に由る苦き経験
販売組合と価格の公正
生産組合と農業倉庫
小作地の管理と委員制度
小作地の自治管理と将来起るべき問題の対策
自治管理の機能発揮に依る地主小作の両立
第17 共同の訓練と愛の酵母
共同苗と揚床式
共同田植と能率の向上
共同の潅漑と利用価値の増加
共同共用に発達する農業の機械化
共同作業より生じたる労力の剰余
永遠の安宅共同墓地
第18 副業としての伊予絣
労力分配の上に現はれたる副業の要求
伊予絣の奨励
婦人の職業活動に現はれたる新傾向
副業に依て緩和された農業経済
第19 雇人の訓練と其慰安
労働者雇傭の慣例と其弊風
人格の取扱ひと慰安会
教化に現はれた弊風の矯正
第20 自治より人生へ
自治共同の事業は社会性能の表現
人類愛の実行と自治

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