図書アカルイ サト クライ ムラ000035894

明るい里暗い村

サブタイトル1~10
編著者名
大阪朝日新聞社 編者
出版者
日本評論社
出版年月
1931年(昭和6年)1月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
259p
ISBN
NDC(分類)
611
請求記号
611/To46
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

馬力一台の大根五円―野菜偏重に悩む千葉県東葛地方
藷につなく淡い光明―千葉県千葉郡誉田村
「日本一」の南爪の産地―千葉県富津の岬地方
産業組合が救ひの神―千葉県の模範村主基村
協力で美事に更生―埼玉県北足立郡石戸村
耕地整理で面目一新―農に安住の埼玉県潮止村
小作人の天下―群馬県の強戸村
団結力で不景気と闘ふ―大島梨の産地群馬県木瀬村
生きんが為の悩み―窮乏の栃木県三依村
禁酒の誓を立てゝ―意気あがる茨城県高田村
地方名物の勧農劇―茨城県の明るい町大子町
一人当りの借金七八百円―貧困に悩む山形県中川村
義務を果して頂戴な―山林に頼る山形県川土居村
模範村に此の悩み―借金苦の山形県高松村
変形した宿場気分―税滞納の多い山形県舟形町
産業組合が中心―平和で明るい秋田県里見村
郷土芸術から借金地獄―漸く自覚した秋田県三重村
血で血を洗ふ小作争議―双方苦しい秋田県下井河村
赤ん坊背負つて通学―宮城県の貧村と模範町
稗さへ食へぬ―山奥の岩手県小鳥谷村
珍妙な名子制度―岩手県下の小作制度
産業是の確立―トツプを切つた岩手の新堀村
全村挙げて罪に問はる―改心した福島県石井村
三春駒の本場―富める福島県大越村
「活」で甦る―馬で名高い青森県三沢村
共産制を実施―青森県下北郡の尻屋部落
苦境のどん底―窮乏の静岡県の三方ケ原
税も取らずに金呉れる―うらやましい伊豆の白浜
廃頽から繁栄へ―尊徳精神で駿河杉山の更生
乳牛業で栄える―江原翁の生地伊豆田方郡
松茸の売上で自作農創設―共存共栄の奈良県原谷村
馬と人が同居―岐阜県の山中奥明方村
二十年辛苦の美田を―工業地化する富山大沢野村
郷土繁栄の生みの親―富山県大布施村
盛衰の分れ目―堰堤に悩む富山県北般若村
商家と農家が融和―「積極第一」の信州赤穂村
国税を納めるもの僅に三人―借金に泣く信州西箕和村
秀吉時代から陰惨な争闘―新潟小作争議の本場大蒲原
土地返還訴訟から流血の惨―山梨奥野田村小作争議
村全体が死線に―山梨県の優良村飯野
競争品に脅される―勝沼附近の葡萄栽培状況