図書ウンソウ ヒトスジ ゴジュウネン000035158

運送ひとすじ五十年

サブタイトル1~10
飛騨運輸とともに
編著者名
漆山 義雄 著者
出版者
飛騨運輸
出版年月
1977年(昭和52年)11月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
324p 図版
ISBN
NDC(分類)
685
請求記号
685/U88
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
著者の肖像あり 装丁:非売品 略年譜(飛騨運輸企画課編):p298~322
和書
目次

序文(細田吉蔵)
発刊を祝して(古池信三)
発刊に際して(漆山義雄)

荷車・馬車時代
荷車の今昔
“飛越運送”の由来
幻の“飛騨運輸”
馬車宿と馬車曳き
旧神原峠と荷馬車
馬車の重量物運搬
馬の藁沓

私の運送揺籃期
サービス精神と運送
初めての運送取扱いは成功
初の運送請負で儲ける
一流旅館で貫禄を示す
平瀬出張の思い出の一〇日間
名古屋の運送店に奉公

飛騨自動車界の開花時代
濃飛自動車の独占時代
飛騨のタクシーの動向
飛騨の乗合自動車の消長
トラック輸送の勃興

個人トラックの時代
トラック事業を創業
青色免許証が街道の語り草
重量物のトラック輸送
池之俣発電所工事の輸送
一般消費物資の輸送に転換
故障車を無理に運転し転落
ガソリン規制と代燃車

荷主合同運送店時代
高山合同運送を脱退
波乱の中で運送店を開業
駅構内に私設デレックを設置
農家の潜在労働力を活用
吉沢組仲仕のストライキ
運送屋のエキスパートに伍して
戦時統合で荷主合同を閉鎖

トラックの戦時統合時代
ガソリンの全面統制
一五台で飛騨トラック有限会社発足
第二次統合で全飛を一社に統合
統制会社の経営に苦心
故なき統制違反で留置場へ
乗鞍岳に航空研究所が建設される
総務部長を辞任

海軍工廠の疎開始末
軍工場の疎開と機械搬入に奉仕
飢餓状態の中で疎開工場完成
爆撃予告ビラで再疎開作業
忘れ得ぬ八月一五日のご詔勅
進駐軍の兵器撤収と平和利用

戦後の分散経営時代
戦時統制会社の解体
分散経営と飛騨トラック株式会社
分散経営の廃止

飛騨運輸株式会社の歩み
固辞し切れず社長に就任
苦しい資金繰りの創業五年間
区域トラックから路線トラックへ
威勢よかった初荷パレード
人件費削減で不況乗り切る
転機となった経営ゼミナー
清水博士に経営指導を受ける
トラック業界の大御所田口利八氏
商人の都・大阪へ進出
交通安全宣言式を挙行
吉城運輸との対等合併
富山運輸の路線を買収し北陸路へ進出
宮峠に交通安全地蔵尊を建立
オイルショック乗切り対策

飛騨運輸かたぎ
生きた社是「迅速・安全・確実」
「年次目標」にこもる“やる気”
「誠実・勤勉」を社章に求める
本社集中管理のメリット
厳しく律したい「経営者の信条」
相互信頼と我が社の労使関係
「株主には物を」の願望を遂ぐ
従業員の持株制を実施

特別寄稿・近世飛騨交通史考(菱村正文)
はじめに
運び出し運び入れた物
伝馬制度
どしま
塩と鰤
ぼっか
駄賃
口留番所
昔の道中
維新以後

寄稿
忘れられない二つの思い出(板倉一三)
旧飛騨運輸時代のこと(西生喜三郎)
私の岐阜・名古屋営業所時代(増井栄三)

随筆・折々の記(漆山義雄)
思い出のかずかず
私の趣味
親分衆の世界
馬と私

資料
略年譜
あとがき