白い自転車
明治
「通信部」前史─地方記者の芽生え
「明治」と金沢通信部(瀬尾雅太郎)
大正
下関─東京間の超マラソン(山名正太郎)
“珍品五個”領収書を暴露(森川舟三)
「京都支局前史」の人びと(川戸実)
歌人白蓮、愛人とかけおち(坂井敏太郎)
人気集めた神社早回り競争(安井善之助)
昭和2~10年
暗号で総督疑獄事件を送稿(平松儀勝)
あくびを呑みこむ話(花井信一)
「北丹大震災」落第の府政記者(宮崎小市)
普選のトップ─鳥取県議選挙(岡田正夫)
菊水丸沈没 速報は税関長(見田英雄)
翁(おう)(林田重五郎)
空を舞う羽二重─小松大火(高瀬修)
京大事件の筆頭─滝川事件(勝村泰三)
「大通信部」のこと(沢村伍郎)
緑丸沈没と船客名簿(小山豊喜)
「大本教事件」で戒告と昇給(杉江孝長)
昭和11~20年
芦溝橋事件に“出陣”(奥村正雄)
戦火に殉職した岡部さん(浜田俊夫)
通信会議の懇親宴へ赤紙(鳥飼秀男)
戦慄のつむじ風三十人殺し(矢島一男)
「二千六百年」と橿原(喜多康裕)
地方版整理むかし話(山田二郎)
新湊大火が“記者第一日”(松波政治)
開戦!鼓舞の筆は削がれた(乃村正之)
知事情報で鳥取地震第一報(磯田晴)
“スクープ”は一転して譴責(御堂河内四市)
焼土広島は生地獄だった(松尾末雄)
終戦と島根県庁焼き打ち(荒木秀夫)
昭和21~30年
混乱期のアダ花璽光尊(三宅金一郎)
信用組合へ代参(加地清子)
国体誕生余話(杉田藤太郎)
再燃した特ダネ競争(山田英雄)
酒ビン保管もサブの仕事(林次郎)
お堀も底みせた福井烈震(林英雄)
「老いらくの恋」(平井徳司)
法隆寺炎上と毒マンジュウ(中村貢)
引き揚げ取材と霊きゅう車(藤本昇)
大立さんの思い出(滝昌雄)
小豆島を守って26年(松島正喜)
阿波の「愉快な仲間」(清水秋津)
ペンだこの哀歓(北風俊夫)
「竹島」冒険渡航の裏方役(堀江顆三)
カメラと共に30余年(石田次郎)
鳥取大火と朝日の友情(上甲幸)
岡島さんのこと(平博)
中国引き揚げ船へ人海戦(守部寅之助)
近江絹糸争議で記者の洗礼(佐々木鉄心)
痛恨!紫雲丸沈没の現場写真(武井光雄)
広島支局のころ(松本盛二)
森永ミルク事件解明に苦心(永沢道雄)
昭和31~40年
局長賞のかげに子らの協力(山田利一)
悪夢の南海丸事件(鵯巣劭)
球史飾る村椿18回の力投(松波司明)
ヘソクリも流した伊勢湾台風(市口繁郎)
大峯山女人に“門”開く(森本賢治)
「主任」制度実施へ“大議論”(川島豊次郎)
比叡山とかかわりは深く(山口晃岳)
命がけの「第二室戸」取材(織田近畿)
地方版拡充の開花期(木ノ本市郎)
三八豪雪と薬師岳遭難(虫明弘光)
世間には通じにくい部名(星野博)
新産都襲った塩素ガス(松井甲子郎)
減給(平野一朗)
「山陽鋼倒産」のかげに(西崎建策)
広島に散った「春風」機(壁憲一)
信念の人、宮川さん(笹田寛)
昭和41年~51年
奇病から公害病の間(黒田輝政)
大安吉日のYS11機墜落(寺尾兼男)
山電爆破事件─一つのなぞ(石田馨)
昭和45年=三つの思い出(村岡肇)
“ザトペック”36年の記(久米保夫)
ほろにがいシージャック(瑠璃垣肇)
新人のフラッシュ一発(村松哲彦)
小噺七つ(重森守)
高松塚発見─同人は燃えた(田村正男)
「北陸トンネル」いまも寒気(黒飛史郎)
土讃線ドサン、記者を鍛える(吉原鴨雄)
九億円の愛憎ドラマ(今西光男)
舞台裏で拡大した八鹿事件(西村真二)
意外な完勝、水島重油流出(首藤将)
“やったぜ”カープ初優勝(岸本千秋)
同人名簿
前線─支局・通信局