図書アス エノ チョウセン000034917

明日への挑戦

サブタイトル1~10
日本化薬七十年のあゆみ
編著者名
日本化薬 編者
出版者
日本化薬
出版年月
1986年(昭和61年)6月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
625p
ISBN
NDC(分類)
570
請求記号
570/N71
保管場所
閉架一般
内容注記
年表:p597~623
和書
目次

発刊にあたって(取締役社長 坂野常和)
七十年のあゆみ

第一章 日本火薬、歴史の幕開け(大正五~十五年)
産業用火薬の移り変わり
軍の掌握下にあった火薬事業
日本火薬製造株式会社の発足
ダイナマイト民営論の台頭
日本発の火薬会社誕生
苦難の船出
山本条太郎・原安三郎体制のスタート
経営に活力みなぎる
黒色火薬および火工品部門へ進出

第二章 躍進期に入る日本火薬(昭和元~二十年)
拡大する事業規模
原安三郎、社長に就任
火薬専業からの脱皮
帝国染料製造を傘下に
医薬事業への進出
事業環境、戦時体制に入る
中外魂コンツェルンの形成
朝鮮・大陸市場のニーズにこたえて
戦時統制経済の進展
火薬・染料・医薬の三事業を合併
終戦前夜の日本火薬

第三章 戦後再建をめざして(昭和二十~二十四年)
虚脱と混乱の中で
平和の道は開かれたか
廃墟の中からの再出発
日本化薬株式会社と社名を変更
染料部門の主柱、福山工場の再建
王子製薬工場で生産続行
物資不足とインフレ下での苦闘
労使協調で制度づくり
資本金五億円に

第四章 戦後復興と成長の軌跡(昭和二十五~三十一年)
火薬部門、戦後総仕上げ期に
訪れる自由経済時代
染料、飛躍への足固め
国産蛍光染料(蛍光増白剤)の登場
カラヤス染料の開発
ペニシリン業界の王座へ
新農薬の開発に取り組む
農業近代化の支えとして
ガイギー社と技術提携成る
原安三郎の戦後
公的活動で不倒の記録
陰の電波大臣
財界一の税制通

第五章 技術革新期に入る(昭和三十二~三十七年)
火薬類、設備近代化へ脱皮
爆薬製造の機械化に成功
火工部門も安全、効率化に挑む
相次ぐ新製品開発
輸入防止に貢献した染料部門
カラヤス染料、市場を制圧
脱硫化の糸口、KF染料
反応性染料と蛍光染料に対する市場評価
医薬事業拡大期へ
大衆薬全盛期を迎える
新農薬開発の苦心、実を結ぶ

第六章 高度成長化の事業戦略
近代化へ積極的に取り組む
みんなで取ったデミング賞
経営の近代化進む
火薬製造部門の合理化進む
火薬・火工品の集中生産体制
新爆薬の出現とその対応
新製品の開発と関連会社の拡充
染料、日本火薬の支柱に
染色工場の増強と近代化
技術サービス体制の強化
活動期に入った化成品部門
時代の脚光浴びる医療事業
画期的制ガン剤で名乗り
製剤部門でも新製品を開発
生産・販売の体制固め
農薬部門、原体メーカーの地歩固まる
昭和四十年代の農薬業界
揺るがぬダイアジノンのシェア
新規事業の展開へ
研究開発体制の強化
いよいよ樹脂事業に乗り出す

第七章 低成長期と減量経営の推移(昭和四十八~五十五年)
石油危機の試練
近藤社長の就任
第一次石油危機の発生
スクラップ・アンド・ビルドの推進
無公害新鋭工場の建設
箕島プロジェクトの実施
王子工場、務公害工場として再生
無公害・省エネルギー対策へ全社的な取り組み
不況化を着実に歩む
染料部門に厳しい試練
医療事業は拡大へ
農薬事業の海外展開
火薬事業の新たな挑戦
樹脂部門の海外戦略

第八章 安定成長の基盤づくり(昭和五十六年以降)
企業体質の強化に向けて
坂野社長の就任と組織の活性化
研究開発企業への脱皮
将来の飛躍に備えて
素早い転換と力強い建設
相次ぐ新鋭工場の誕生
医薬品、日本火薬の主柱に
低成長下の“生き残り”戦略
新制ガン剤等の開発進む
特薬事業部の創設
新時代をひらく化学品部門
構造不況に悩む染料部門
新たな展開を図る農薬部門
火薬部門で新製品相次ぐ
樹脂から機能製品への質的転換
中期経営計画の策定
原安三郎の栄誉と逝去

終章 明日への挑戦

資料・年表
日本火薬製造株式会社定款(原始定款)
日本化薬株式会社定款(現行定款)
事業所一覧
現行組織図
売上高の推移
利益金の推移
部門別売上高比率の推移
資本金・配当の推移
株式の状況
株価の推移
賃貸対照表
全従業員数の推移
特許・実用新案の出願推移
技術導入・技術輸出・技術提携一覧
組織人事図
日本化薬を中心とした関係会社沿革図
原安三郎を中心とした関係会社沿革図

年表

編集後記