北満の空よ残照茜く
- サブタイトル
- 北靠山屯村山郷開拓団の記録
- 編著者名
- 依蘭会 著者
- 出版者
- 依蘭会
- 出版年月
- 1996年(平成8年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 389p 図版19枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/H82
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 年表:p365~369 参考文献:p389
- 昭和館デジタルアーカイブ
推せんのことば(片岡稔恵)
語り継ぐ責務を―発刊にあたって―
(依蘭会々長・水谷彌一)
第一部 よき時代の懐かしい思い出
開拓団に学校がなかった頃のこと(大沼次郎)
たった一年半の思い出から(中尾達雄)
思い出の学校(佐々木六郎)
楽しかった北靠山屯開拓団の三年間(原秀雄)
診療所の開設から終焉まで(大沼市郎)
北靠山屯開拓団の青年学校成立とその思い出(起田美智恵)
あの頃の思い出はなつかしく(青柳忠夫)
一つの思い出(安達時男)
勤労報国隊員の日記から(清野秀俊)
第二部 開拓、召集、そして敗戦
先遺隊として渡って(水谷彌一)
稲作と伐採と建具作りと(田井春雄)
蹄鉄の仕事に精を出して(荒木秀作)
私のシベリア俘虜記(大沼市郎)
抑留生活の思い出(鈴木徳一)
二年の開拓生活と、あとは兵隊に(安彦清太)
敗戦のむごい体験(吉見利雄)
妻と子供は方正に(渡辺清太郎)
あんな生活は誰にもさせたくない(斉院伊一)
家族を探してハルピンまで北上する(沖田安吉)
第三部 死の逃避行
短歌「回想」(佐々木忠兵衛)
地獄をさまよって(荒木まつよ)
死体マルタのように捨てられて(那須ますゑ)
三十年間の残留に耐えて(揚原てる子)
旧満州に放棄された開拓団の婦人たち(揚原てる子)
残留婦人として生き抜いた四十八年の歳月(起田美智恵)
日本人公墓の建立を中国政府にお願いして(松田ちゑ)
中国人の家から逃げて(森谷節子)
主人は八路軍の牢獄に(片桐さだ)
子供たちは日本人の子といじめられて(伊藤きくの)
十七日間も歩き続けて(佐藤栄)
食糧もなく衣類もなく金もなく(松沢カツ子)
死線を越えて(佐々木忠兵衛)
生きるか死ぬか、大きな川を前にして(武田ちゑ子)
カレーライスを売って生きのびる(鈴木京子)
母の死体を防空壕に捨てて(越智幸子)
子供や老人は置きざりに(松田道昭)
診療活動に明けくれて(鈴木ユリ)
第四部 拓魂祭および慰霊・墓参の旅から
短歌「墓参の旅」(佐々木忠兵衛)
遺族のことば(今野正廣)
三分の二が犠牲に(今野正廣)
日中友好黒竜江省農業視察の旅(高橋マサエ)
あれが命がけで渡った川だ!!(重田チエ)
平成五年に訪ねた元の開拓団は(大沼次郎)
五十年振りの再訪満州(松沢カツ子、佐々木忠兵衛、
青柳忠夫、越智幸子、鈴木美津子)
骨は広野の果てに(松田ちゑ)
第五部 ルポタージュ
満州開拓から野平の開拓へ(青柳忠夫)
付録 詳細目次あり
あとがき(荒木秀作)
編集を終えて(青柳忠夫)
依蘭会々員名簿
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