戦国参謀頭の使い方
序章 軍師とは何者か-勝つために存在した男たち
軍師が果たした歴史の中の大きな役割
時代を動かした参謀たちの頭脳
第1章 後世に語り継がれた「伝説」の主人公
太田道潅
25歳で江戸城を築いた稀代の秀才のナンバー2人生
山中鹿介
「戦国7人の軍師」を代表する悲運の勇士
山本勘助
武田信玄に見出された殉じた「軍配者的」軍師
雪斎
今川義元に仕え家康に薫陶を与えた、たぐいまれな軍略家
第2章 すぐれた人格と英明さを謳われた忠臣
小早川隆景
「信長亡きあとは秀吉」を読んだ情報力
立花道雪
キリシタン大名・大友宗麟を支えた戦国九州一の軍師
鍋島直茂
軍師から大名になった九州の名将
片倉小十郎
政宗の右目として生きた「東北一」軍使の頭の中には
第3章 秀吉を天下人にのしあげた参謀たちの頭脳
竹中半兵衛
「昔楠木、今竹中」と謳われた奇策の達人
黒田官兵衛
中国兵法書「武経七書」に通じた秀吉・天下取りの参謀
豊臣秀長
太閤秀吉と築いた理想的「兄の道・弟の道」
第4章 戦国最終戦「関が原」に命運を賭けた男たち
真田幸村
豊臣に殉じた一生にみる戦国参謀「忠誠」の形
島左近
「三成にすぎたるもの」と謳われた豊臣勢一の知恵者
安国寺恵瓊
織田信長「横死」を予言した秀吉傘下の禅僧
直江兼続
戦略縦横に器量を発揮した、上杉家の名家老
第5章 家康を「最後の覇者」にした「懐刀」
天海
「豊臣家滅亡のシナリオ」を家康に講じた天台僧
本多正信
家康の最高軍師は言った!「賢者賢臣とは無欲なる人なり」
本多正純
「豊臣家滅亡のシナリオ」を演出した家康の知恵袋
第6章 舞台裏から歴史を操ったカリスマ軍師たち
駒井高白斎
山本勘助のカゲに武田信玄もう一人の軍師
角隈石宗
主君大友宗麟の出陣を諌めた軍配者
川田義朗
「神変奇特」の軍配で聞こえた薩州の「呪術的」軍法者