図書目録タイショウ ハンザイシ セイダン資料番号:000033509

大正犯罪史正談

サブタイトル
明治・大正・昭和犯罪史正談
編著者名
小泉 輝三朗 著者
出版者
批評社
出版年月
1997年(平成9年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
268p
ISBN
4826502265
NDC(分類)
368.6
請求記号
368.6/Ko38
保管場所
閉架一般
内容注記
解説:礫川全次 大学書房昭和30年刊の複製
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

1 シーメンス事件
ロマノフ王朝の復讐からシーメンス事件
シーメンス事件の胎動
何人も希はざるものゝ誕生
検事の活動
議会の追及院外の騒擾
事件の発展
シーメンス関係の被告人達
ビツカース関係の被告人達
海軍の被告の罪状
2 鈴ケ森おはる殺し
疑獄中の疑獄
検事の苦心
初の犯人小守壮輔
解剖の結果判明した事
小守の公判の難航
新犯人石井藤吉
その自白の内容
証拠に合う点合わない点
きめ手のせんさく
石井のきめ手決す
小守の自白の信憑性の検討
石井の自白の信憑性の検討
春画と腰巻問答
神様の領分と人間の領分
3 大浦庇護事件
大隈内閣の大浦兼武の地位
政友会陣営の切崩
大浦綱にかかる
大浦起訴猶予となる
歴史の教訓(一)星亨
歴史の教訓(二)貴志嘉実
歴史の教訓(三)松島事件
4 米騒動
米騒動は階級闘争の前駆か
原因の考察
騒動の感情分子
騒動の口火と各地への波及
東京市の米騒動
騒擾の第一日
八月十四日の暴動
八月十五日の暴動
東京に於ける検挙は画期的
5 山憲事件
山憲事件の有名性
流れ寄る異臭のトランク
犯行の動機と米価政策
鈴木弁蔵商店の運動
山憲の犯罪計画
鈴弁の最後と死体の処理
新妻云わず花語らず
6 満鉄事件
司法官化石の声
満鉄事件のアウトライン
背任罪のむずかしさ
満鉄買収の意義
政友会の選挙資金になつたか
事件の教えるもの
7 原首相暗殺
脆き原首相の最後
独裁者の面影
普選案と満鉄事件
尼港事件
シベリヤ出兵のその後
東京市会の腐敗
ガス疑獄
土木疑獄
原首相の心境
刺客中岡艮一
大事去る瞬間
8 海賊事件
犯罪史上空前の突飛事件
若干の予備知識
豪傑の出現と容易ならぬ相談
遠征隊の編成
遠征隊の準備全く成る
大輝丸出発、着けば既に結氷期
来て見れば尼港は赤旗の波
海賊開始、アンナ号の掠奪
ボコピー沖の掠奪
人に用はない捕虜は如何にすべき
絶望の底から異様に光る眼
アンナ号乗組員の最後
濡れぬうちこそ露をも厭え
罪の清算
9 朴烈事件
事件の荒筋
何しろ厄介な事件
金子文子の横顔
弁護士中村高一の弁論
朴烈という男
発信願と南京虫の上申書
金子文子もたゞの女
運命のあと
社会主義への道
10 日本共産党第一次検挙
世界戦争の影響
その頃の労働組合
自由主義運動
日本共産党成立の由来
検挙の端緒
党規内容と検挙
検挙後の日本共産党
11 虎の門事件
虎の門事件の荒筋
その歴史的一瞬
予審判事の検証調書
犯行の動機
大助の言分
父は何者
強いて欠けたるものを尋ぬれば
大助の思想の変化
父への反感
猫が鰹節の番人
明治以後の大逆罪
暗殺論
12 松島事件
事件のアウトライン
政局の複雑性
奇怪なる移転運動のいきさつ
横田の死と加藤内閣成立の波紋
検事局の活動
松島事件は詐欺事件か
総理大臣告訴さる
再び松島事件は詐欺なりや
附録あり

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