昭和農業技術発達史 第4巻
畜産編
近代畜産への歩み―畜産と日本人とのかかわり―
国際的視野からみた日本畜産展開の特徴
用畜生産の進展と輸入飼料依存ならびに戦争による
用畜生産の崩壊
戦後の畜産の復興と発展
農業基本法以後の畜産の展開
畜産における国際化の波と畜産の展開方法
畜産における生産方式の変遷
牛乳の生産―近代酪農への歩み―
牛肉の生産―肉牛飼育の歴史―
豚肉の生産―養豚近代化への歩み―
鶏卵の生産―庭先養鶏から大規模採卵養鶏へ―
鶏肉の生産
―「かしわ」生産から
ブロイラー・インテグレーションへ―
馬産―国際的指導から民間主導型へ―
特用畜産の盛衰
―めん羊,兎,ミツバチ,ウズラ,
実験動物などの飼育―
導入育種から遺伝子操作まで―家畜の育種・改良の技術―
育種技術の移り変わり
国際トップレベルへの挑戦―乳牛―
わが国独自の高級肉質の確立―肉牛―
品種間交雑から系統間交雑へ―豚―
遺伝資源の保存と利用―鶏―
新しい育種法の開発
人工受精から受精卵(胚)移植まで
―家畜の繁殖機能の制御,調節技術―
繁殖技術の移り変わり
雄の繁殖機能の制御と人工受精技術の展開
雌の繁殖機能の制御と受精卵(胚)移植技術の開発,普及
受精卵(胚)移植を基盤とした新技術の開発
飼料給与の効率化をめざして―家畜の飼養技術の変遷―
飼料構造ならびに飼料給与法の変遷
家畜の栄養学の進展
牛のルーメン発酵の仕組み
飼料資源の開発とその有効利用
給与技術の開発と高度化
配合飼料の生産
粗飼料生産の量的拡大,そして質的充実へ―通史―
草地の改良,造成,管理
品種改良と種子増殖
飼料生産技術
飼料利用技術
家畜管理の合理化,省力化をめざして
規模拡大の進展と畜舎構造の変化
自動化へ向かう管理の機械化
新しい管理技術開発の歩み
家畜・家禽の疾病との戦い―家畜の衛生技術―
家畜衛生技術の変遷
牛の結核・ブルセラ病撲滅への道程
牛流行熱,イバラキ病,アカバネ病の発見
―アルボウイルス感染症対策の確立―
養豚の脅威,豚コレラの制圧―理想のワクチン誕生―
清浄豚の生産―SPF技術の開発と普及―
続発する鶏疾病群との戦い
―生産防衛と鶏卵・鶏肉の安全性確保の技術―
馬の難病,伝貧の克服―レトロウイルス病への挑戦―
食生活の多様化に対応して―畜産物の処理,加工技術―
米食からバランスのとれた食生活へ
牛乳の処理・加工技術
食肉の処理・加工技術
鶏卵の処理・加工技術
安全性の確保
人間,地球環境と調和した畜産をめざして
―環境保全と糞尿の処理・利用の技術―
肥料としての利用から環境との調和の世界へ―通史―
糞尿のエネルギー利用
環境保全型畜産への展開
畜産技術の現地実態調査
寒地畑作酪農における高能力牛多頭飼養への取組み
(調査地:北海道十勝地域)
根室地域における草地型酪農技術の変遷
(調査地:北海道根室地域)
内地型畑作酪農飼養技術の変遷
(調査地:栃木県那須郡南那須町鴻野山)
都市近郊の大規模酪農の展開と乳肉複合経営
(調査地:愛知県知多地域)
日本短角種の夏山冬里飼養(調査地:岩手県岩泉町)
鹿児島県における肉用牛飼養技術の現状
(調査地:鹿児島県)
茨城県における養豚の変遷と地域の事例
(調査地:茨城県玉里村)
農家養鶏を基盤とする養鶏王国
―堅実な規模拡大と積極的な新技術の導入―
(調査地:愛知県)
ブロイラー農家とローカルインテグレーション
(調査地:徳島県)
蚕糸編
蚕糸技術近代化への道筋
絹需要の変遷と蚕糸業・蚕糸技術
労働多投からの脱却―年間条桑育技術の発達―
年間条桑育を支えた作柄安定技術の発達
飼育規模拡大と年間多回育への発展
養蚕技術発展の課題
クワを育てる―クワの高能率栽培・収穫法の確立―
条桑収穫法の確立から省力・機械化へ
多収性から機械化適応性・耐病性へ―クワ育種―
桑園の管理―桑園立地の推移と肥培管理―
クワの病害虫防除と災害防止
蚕を飼う―養蚕の安定・多収・省力化技術の確立―
育蚕の安定・多収技術の確立から省力・機械化へ
高繭質・多収性から新形質蚕の創出へ
―蚕育種目標と蚕品種の変遷―
人工飼料の開発と普及
蚕の病気の克服―病理研究成果と応用―
繭から生糸,そして絹への加工技術の進歩
―繭・生糸加工技術の効率化と高度利用―
製糸技術の高能率化と品質管理向上をめざして
繭検定による繭質改善
―繭質評価法の確立と繭質改善へのフィードバック―
衣料ニーズに対応した新展開
蚕糸技術の現地実態調査
規模拡大と低コスト化で発展を図る伝統的養蚕地
(調査地:福島県安達郡東和町地区)
暖地の特性を生かした多回育養蚕技術
(調査地:鹿児島県姶良郡隼人町嘉例川地区)
編集後記