図書ショウワ ノウギョウ ギジュツ ハッタツシ000033371

昭和農業技術発達史 第5巻

サブタイトル1~10
果樹作編/野菜作編
編著者名
農林水産技術会議 編者
出版者
農林水産技術情報協会
出版年月
1997年(平成9年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
732p
ISBN
4540960091
NDC(分類)
610
請求記号
610/N96/5
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
発売:農山漁村文化協会 各章末:引用・参考文献
和書
目次

果樹作編
果樹農業近代化への道筋
果樹農業発展の概要
果樹作,その産業的幕開け―明治初期~大正時代―
果樹農業振興への熱意―昭和初期から第二次世界大戦前―
受難期の果樹農業,そして復興へ
―昭和16~30年(1941~55)―
量的生産から質的生産へ
―昭和30~50年(1955~75)ころ―
高品質への道―昭和50年(1975)以降―
新品種開発への努力―育種―
新品種開発の足跡
救世主となった新品種
新しい果樹の導入と開発
育種技術の開発と利用
育種者の権利保護
新しい繁殖法と台木
果樹繁殖法開発の流れ
品種更新と健全種苗の供給
新台木の開発と普及
園地造成と栽植
園地造成と栽植の発展経過
園地造成技術の発展
栽植法の変遷
果樹にみられる忌地現象
樹体管理技術の新展開
樹体管理技術のあゆみ
わい性台木利用わい化栽培リンゴの整枝・せん定
カンキツの樹形改造と安定生産
中・長果枝利用による幸水・豊水の生産安定
低樹高化によるカキの品質向上と生産の安定
高品質果実生産のための結実・果実管理
結実・果実管理技術の発展経過
結実確保と生産安定をもたらす技術開発
高品質生産のための果実管理
袋かけ栽培の発展経過と有袋と無袋の功罪
無核化果実生産への道のり
ブドウの作型と結実確保,高品質果実生産
カンキツの作型と果実品質
生産予測法の確立と利用
減農薬への道
果樹病害虫防除の変遷
難防除病害克服への道
難防除害虫防除への道
微生物,生理活性物質による病害虫防除
発生予察による効率的,合理的病害虫防除への道
総合防除をめざして
古くて新しい災害対策
果樹気象災害対策の技術的変遷
風害防止対策
凍霜害・ひょう害防止対策
雪害防止対策
収穫後の果実の取扱い
収穫・貯蔵・出荷技術の変遷―通史―
品質保証・鮮度保持をめざした流通の合理化
おいしい果物の周年供給をめざして
果実の消費拡大のための加工技術
果実の輸出入
わが国の果実輸出入の概要
果実輸出入の推移と国内果樹産業への波及効果
貿易の自由化
国際化対策
果樹作技術の現地実態調査
日本一をめざす高品質温州ミカンの生産
(調査地:静岡県伊佐郡三ヶ日町)
ブランド化をめざす温州ミカンの施設栽培
(調査地:愛知県蒲郡市)
リンゴの高品質,低コスト生産を実現したわい化栽培
(調査地:岩手県江刺市)
ハイテク選果機導入によるおいしいモモ生産
(調査地:山梨県中巨摩郡白根町)
ブドウ巨峰の省力的高品質果実生産のための作型導入
(調査地:長野県中野市)
新品種導入によるカキ平核無の産地化
(調査地:和歌山県紀北地区)
農産物自由化に対応したオウトウ栽培
(調査地:山形県寒河江市など村山地方)
新規果樹キウイフルーツの産地化
(調査地:香川県善通寺市)

野菜作編
野菜園芸技術発達の過程―明治から現在まで―
西洋文明の導入・順化,精農家技術の発達
―第Ⅰ期 明治~昭和20年(1945)―
F1品種台頭,生産基礎技術・ビニール園芸の発展
―第Ⅱ期 昭和20~36年(1945~61)―
高度経済成長・第Ⅱ期研究成果の普及を背景とした生産
技術の近代化・施設園芸躍進
―第Ⅲ期 昭和36年~48年(1961~73)―
生産・消費・流通環境の変化を背景とした革新技術の台頭
―第Ⅳ期 昭和48~現在(1973~93)―
社会の変化に対応した野菜の種類と品種の変遷
野菜の種類の変遷
野菜の品種の変遷
野菜の品種改良と採種
周年供給への対応―生態育種―
F1品種の発達
いわゆるバイオテクノロジーの利用
採種技術と採種地の変遷
野菜の育苗と栽培技術
露地育苗から工場生産まで―育苗―
灌水・マルチ・トンネル・べたがけ
肥培管理
省力技術
世界一への歩み―施設園芸―
ビニールハウス栽培の発展
環境調節
養液栽培
野菜における病虫害の総合防除
病害防除
虫害防除
野菜の流通と加工―外食産業と洋食など―
流通加工技術発展の背景
流通の拡大と貯蔵,輸送法の発展
外食産業と野菜加工
果菜類の発展
ウリ科野菜
ナス科野菜
イチゴ
根菜類(ダイコン)の発展
ダイコンの品種変遷
三浦ダイコンの移り変わり
青首ダイコンの発展と周年供給
葉茎菜類の発展
アブラナ科葉菜類―ハクサイ・キャベツを中心として―
レタス
ユリ科野菜
野菜作技術の現地実態調査
大消費地の市場流通に対応した高品質キュウリのハウス
促成栽培(調査地:埼玉県加須市)
「半夜冷方式」育苗技術導入によるハウス促成イチゴの
早進化(調査地:福岡県山川町)
雨よけ栽培による高品質トマトの生産
(調査地:岐阜県高山市)
大型選果機導入によるハウス促成栽培ピーマンの
省エネルギー生産(調査地:宮崎県西都市)
耐病性品種導入によるタマネギの大規模生産
(調査地:北海道北見市)
都市の台所に直結した万能ネギの特産地つくり
(調査地:福岡県朝倉郡朝倉町)
中国野菜チンゲンサイ・タアサイの産地化
(調査地:静岡県浜松・磐田地域を中心として)

編集後記