図書目録ニジッセイキ ノ センニン資料番号:000033262

二十世紀の千人 第5巻

サブタイトル
テクノ時代の創造者 科学・技術
編著者名
朝日新聞社 編者
出版者
朝日新聞社
出版年月
1995年(平成7年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
438p
ISBN
4022586044
NDC(分類)
280
請求記号
280/A82/5
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

まえがき
本シリーズ執筆者
凡例

ジャン・アンリ・ファーブル
『昆虫記』を生んだ徹底した自然観察(若一光司)
ジュール・ヴェンヌ
時間・空間概念を一変させたSF小説(三宅宏司)
ヴィヘルム・レントゲン
X線の発見がもたらした幸福と不幸(廣政直彦)
北里柴三郎
「官」との確執で在野に生きた世界的学者(常石敬一)
高峰譲吉
アドレナリンの発明者で理研の生みの親(常石敬一)
田中館愛橘
地球物理からローマ字普及までこなす(下坂 英)
K・ツィオルコフスキー
太陽系全体への生活圏の拡大を夢見る(三宅宏司)
マックス・プランク
量子力学の誕生を準備する「h」の発想(木幡●士)
アーネスト・T・シートン
「野生を求める放浪者」であり続ける(若一光司)
牧野富太郎
誤解と伝説に包まれた「独学の大学者」(下坂 英)
三極勝三郎
ウサギの耳で初の人工ガン発生に成功(三宅宏司)
長岡半太郎
「学問に国境なし」の実現を図る志(常石敬一)
H・G・ウェルズ
百年たっても活力を失わないSF(下坂 英)
カール・ラントシュタイナー
血液型発見を始めとする血液との格闘(溝口 元)
大森房吉
地震学の黎明期を一人で生って立つ(下坂 英)
フリッツ・ハーバー
毒ガスの開発者もナチスの受難者に(常石敬一)
本田光太郎
世界最強の磁石の3倍半の磁石を作る!(常石敬一)
今村秋恒
二大地震を予言した「法螺吹き」の慧眼(下坂 英)
志賀潔
臨床医を嫌い赤痢菌発見の機を掴む(常石敬一)
アーネスト・ラザロード
並外れた気力で原子内部の解明に励む(沼田 寛)
鈴木梅太郎
脚気の研究からビタミンの発見者に(下坂 英)
グリエルモ・マルコーニ
情報伝達距離を一気に広げた無線通信(三宅宏司)
寺田寅彦
「小屋掛けの物理学」すれすれの面白さ(下坂 英)
大河内正敏
物理・化学の秀逸集団を率いた四半世紀(三宅宏司)
オットー・ハーン
核分裂の発見者を打ちのめした原爆投下(常石敬一)
アルフレート・ヴェゲナー
全地球的な大陸移動説を唱えた気象学者(森 暁雄)
テイヤール・ド・シャルダン
キリスト教神学に現代科学の成果を導入(三宅宏司)
アレキサンダー・フレミング
ペニシリン発見に至る偶然以外の要素(木幡●士)
小泉親彦
軍医として、厚相としての挫折から割腹(常石敬一)
小倉金之助
「科学者たるを恥ず」る論理の軌跡(常石敬一)
ニールス・ボーア
核軍備競争を見通した科学者の行動力(常石敬一)
ジュリアン・ハックスリー
人類のありようを問う進化論的人間主義(三宅宏司)
エルヴィン・シュレーディンガー
理論物理学に恋し波動力学の提唱者に(廣政直彦)
ヘンリー・モーズリー
原子構造解明の途次で戦場に散る(沼田 寛)
ヴァネヴァー・ブッシュ
原爆からマルチメディアまで広がる足跡(武田 徹)
仁科芳雄
日本の原爆開発のタクトを振る(常石敬一)
ミヒャエル・ポランニー
「計画された科学」の危険性を示す(猪木武徳)
フレデリック・バンティング
インスリン発見をめぐる栄誉と紛糾(溝口 元)
木原均
「生物の歴史は染色体に記されている」(溝口 元)
アレクサンドル・オパーリン
生命の謎に科学的唯物論で応える試み(高田公理)
ノーバート・ウィーナー
「創造的な学者は一人で立たねばならぬ」(常石敬一)
中西悟堂
鳥の中につかって鳥の生態を観察する(柏原精一)
ウォーレス・カラザーズ
鬱病にとりつかれたナイロンの発明者(木幡●士)
レオ・シラード
米国に原爆開発を促した核抑制力の発想(常石敬一)
T・ルイセンコ
農業増産の機運に乗り科学会を牛耳る(三宅宏司)
高柳健次郎
“遠視の人”が描く無線遠視鏡の未来図(武田 徹)
J・F・ジョリオ=キュリー
夫婦の協同実験で人工放射能を発見(常石敬一)
ジョセフ・ニーダム
科学者から歴史家に転身した知の巨人(下坂 英)
ライナス・C・ポーリング
二つのノーベル賞をさらった「真の天才」(木幡●士)
J・D・バナール
科学を社会発展の主動因と見る科学主義(下坂 英)
エンリコ・フェルミ
核分裂の連鎖で人類初の原子の火を点す(常石敬一)
イゴール・クルチャトフ
失敗の許されぬ原爆開発を乗り切る(常石敬一)
吉田富三
遂にラットに牛乳状ガンを見つけた!(常石敬一)
グレゴリー・ピンカス
研究と事業を結びつけた大科学実業家(香川 檀)
ルイス・リーキー
東アフリカを人類揺藍の地と確定する(河合信和)
コンラート・ローレンツ
動物を通して人間を見る視点を貫く(井上順孝)
ジョン・フォン・ノイマン
「コンピューターは俺の次に計算が速い」(廣政直彦)
ジョージ・ガモフ
予言が次つぎ確認される絶妙の洞察力(森 暁雄)
ロバート・オッペンハイマー
Q資格の影につきまとわれた原爆開発者(常石敬一)
C・P・スノー
科学革命が開いた新時代への信頼感(常石敬一)
朝永振一郎
「物理学とは何だろうか」という問いかけ(下坂 英)
マックス・デルブリュック
理論物理学から転じて分子生物学を拓く(沼田 寛)
モークリー&エッカート
「コンピューターの父」になり損ねた二人(立石泰則)
セルゲイ・コロリョフ
存在そのものが国家機密の天才技術者(下坂 英)
エドワード・テラー
原爆を上回る「スーパー」の仕掛人(常石敬一)
ジョセフ・ロートブラット
原爆開発の途中で降りた唯一人の科学者(常石敬一)
ウィリアム・ショックレー
実用的動機の意義を実証した半導体研究(常石敬一)
ジャック・イヴ・クストー
潜水革命で海洋を身近に引き寄せる(三宅宏司)
ヨゼフ・メンゲレ
親指一本でユダヤ人を弄んだ「死の博士」(三宅宏司)
武谷三男
原子力研究の「三原則」の生みの親(三宅宏司)
クラウス・フックス
原爆情報をソ連に流しつづけた末に(常石敬一)
ウェルナー・フォン・ブラウン
今世紀のロケット技術を手中にした男(三宅宏司)
アラン・M・テューリング
最後まで自己流を貫いた数学の天才(若一光司)
銭学森
アメリカが育てた「中国のミサイルの父」(藤井省三)
岡崎文次
伝氏計算機を目指すたった一人の挑戦(立石泰則)
フレッド・ホイル
定常宇宙論の敗北後も次々定説に挑む(森 暁雄)
チャールズ・H・タウンズ
「光とエレクトロニクス革命」の推進者(五十嵐道子)
クロード・シャノン
「情報圧縮の定理」のように完全主義の極(沼田 寛)
福井謙一
「実学の極」に在って基礎理論研究を貫く(木幡●士)
アイザック・アジモフ
四十二年間に400冊書いた啓蒙科学者(下坂 英)
ロザリンド・フランクリン
DNA二重らせん構造をめぐるミステリー(木原英逸)
トーマス・S・クーン
科学をゆさぶったパラダイム論争の主役(鷲田清一)
クリスチャン・バーナード
心臓移植という「禁断の果実」に触れる(常石敬一)
木村資生
ダーウィンを最大のライバルと考える(柏原精一)
江崎玲於奈
頭脳流出の先兵が放った大ホームラン(三宅宏司)
三木成夫
独自の生命観を語る多彩なメタファー(藤本憲一)
伊崎純一郎
人間家族の原形をチンパンジーに求めて(三宅宏司)
西澤潤一
独創性と産学協同を重んじる研究の鬼(三宅宏司)
ユーリー・ガガーリン
人類初の宇宙船から見た「地球は青かった」(高田公理)
ジェーン・グドール
チンパンジーの森を出て環境運動の輪へ(木元俊宏)
原田正純
水俣病を知り“ハダシの医者”になる(三宅宏司)
カール・セーガン
メディア社会の天文学を担う新ヒーロー(三宅宏司)
ウィリアム・D・ハミルトン
「包括適応度」で現代生物学に転機を迫る(柏原精一)
ライアル・ワトソン
自然と交流する呪術師のような多様性(武田 徹)
利根川進
すべて思い通りに進める研究スタイル(三宅宏司)
アラン・ケイ
本にも楽器にも使える機械を夢見て…(武田 徹)
スティーブン・グールド
「断続平衡説」で一躍進化論のプリンスに(下坂 英)
スティーブン・ホーキング
「ブラックホールの蒸発」説が孕む衝撃力(三宅宏司)
スティーブ・ウォズニアック
「ハック」を求めて猛進するタイプ(武田 徹)
プライム・エッセー
現代の科学者・技術者が小物ばかりだと言われるわけ
(常石敬一)

参考文献
写真提供先
本巻執筆者紹介
索引

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