図書目録ニジッセイキ ノ センニン資料番号:000033259

二十世紀の千人 第2巻

サブタイトル
戦争と革命の中の闘争者
編著者名
朝日新聞社 編者
出版者
朝日新聞社
出版年月
1995年(平成7年)4月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
438p
ISBN
4022586028
NDC(分類)
280
請求記号
280/A82/2
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:p418~427
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

まえがき
本シリーズ執筆者
凡例

アーサー・ジェームス・バルフォア
ユダヤ、アラブの相克を深めた触媒(松岡 完)
西園寺公望
日本を破滅から救おうとしたが・・(五十嵐暁郎)
犬養毅
「話せばわかる」を撃ち抜いた凶弾(五十嵐暁郎)
原敬
藩閥勢力への抵抗が生んだ平民宰相(五十嵐暁郎)
アンリ・フィリップ・ペタン
ナチスの下で権威主義国家を率いる(鵜飼 哲)
ウッドロー・ウィルソン
国際連盟推進者の理念と悲劇(松岡 完)
後藤新平
日中ソ協調を軸に日本の針路を描く(井野瀬久美恵)
ウエッブ夫妻
二人三脚で労働運動の理論と実践へ(井野瀬久美恵)
尾崎行雄
「おさき真っ暗」の揶揄を上回る弁舌(五十嵐暁郎)
デイビッド・ロイド・ジョージ
大衆民主主義における指導者の先駆(鳩澤 歩)
斎藤隆夫
粛軍演説の主、実は”演説オタク”?
幸徳秋水
言論によるテロルに賭けた自由人(姜 尚中)
幣原喜重郎
「軟弱外交」と非難されつづけた親英米派(五十嵐暁郎)
コンラート・アデナウアー
ナチス・ドイツを恥じ、反共に徹する(五十嵐暁郎)
金九
出発点になった「常奴たるの恨み」(徐 京植)
パブロ・カザルス
チェロと指揮棒が生む闘争の調べ(徐 京植)
安重根
「東洋の義士」と敵も舌を巻く暗殺者(徐 京植)
アブドゥルアジーズ・イブン・サウード
青年トルコ革命を機に頭角をあらわす(山内昌之)
ケマル・アタテュルク
小人の膝下に屈するを潔しとせず(山内昌之)
汪兆銘
大東亜会議で共存共栄を唱えた真意(藤井省三)
ベニート・ムッソリーニ
全体主義の二番手に甘んじた悲喜劇(姜 尚中)
閻錫山
山西省を追われた軍閥の胸算用(藤井省三)
林獻堂
植民地の民が求める平等と友愛(藤井省三)
エドヴァルト・ベネジュ
独ソの膨張に抗しえなかった悲劇(松岡 完)
石原莞爾
「最終戦争」を通して歴史を遠望する(朝倉喬司)
ジャワハルラル・ネルー
獄中戦争三千日を越す独立の闘士(松岡 完)
宋三姉妹
三人娘を彩る政治模様と世紀の恋(藤井省三)
アントニオ・グラムシ
共産主義の瓦礫の中で光り続ける魂(姜 尚中)
近江文麿
毒をもって独を制し得ず、泥沼へ―(五十嵐暁郎)
広津和郎
言葉自体にこだわった松川裁判批判(紅野謙介)
佐野学
「一国社会主義」を掲げ転向に踏み切る(五十嵐暁郎)
スルタンガリエフ
アジア社会主義を唱導したムスリム(山内昌之)
アレン・W・ダレス
CIA神話の栄光と屈辱と共に(松岡 完)
徳田球一
「獄中十八年」のヒーローが憤死するとき(五十嵐暁郎)
リヒャルド・ゾルゲ
「全人」的能力を地下活動に注ぐ(徐 京植)
ドロレス・イバルリ
抵抗の合言葉は「奴らを通すな!」(香川 檀)
正木ひろし
壮烈弁護士が被告席につくまで(武田 徹)
岸 信介
「妖精」から「妖怪」に転じた九十年(朝倉喬司)
アンソニー・イーデン
「大栄帝国の栄光」の幕引き役(松岡 完)
ゴルダ・メイア
社会主義シオニズムの申し子(鵜飼 哲)
彭徳懐
朝鮮戦争下、米軍に「素手で向かう」(藤井省三)
劉少奇
“大躍進”後の飢餓大陸の回復を図る(藤井省三)
浅沼稲次郎
「行動こそが武器」で貫いた「人間機関車」(五十嵐暁郎)
池田勇人
「高度経済成長」で政治の新時代を演出(五十嵐暁郎)
ジャン・ムーラン
「レジスタンスの英雄」をめぐる翳り
アドレイ・スティーブンソン
敗北しつづけた優柔不断な“卵頭”
ゴ・ジン・ジェム
国民と米国を嘲弄した独裁者の末路(松岡 完)
尾崎秀実
大日本帝国と闘った「単独の革命者」(徐 京植)
謝雪紅
氷雪の天地で赤い経典を学ぶ(藤井省三)
松前重義
東條英機と喧嘩した一技師の変転(松原 聡)
ジョージ・F・ケナン
アメリカの対ソ冷戦戦略の設計者(臼杵 陽)
パブロ・ネルーダ
「反独裁」を貫く奔放な生の肯定(徐 京植)
楊靖宇
「昼は満州国、夜は楊の国」と慕われて(徐 京植)
キム・サン(金山)
中国革命の渦中に消えた「水中の塩」(徐 京植)
J・ウィリアム・フルブライド
米国の驕りに矢を放つ「偉大な反対者」(松岡 完)
溥儀
孤独と絶望に沈む満州帝国皇帝(藤井省三)
アドルフ・アイヒマン
「命令でやったが故に責任なし」の論法(若一光司)
ハサン・アルバンナー
エフェンディ姿のイスラム原理主義者(山内昌之)
ウランフ(烏蘭夫)
毛沢東の民族政策を支えた「赤い息子」(小長谷有紀)
ヤン・パトチカ
「死の文化」と不可分な責任の思想(鵜飼 哲)
林彪
毛沢東の後継者から暗殺者に一転(藤井省三)
サルバドル・アジェンデ
社会主義を救う戦いに死す(徐 京植)
宮本顕治
「近代意識」の極北に君臨する自負(朝倉喬司)
ジョセフ・マッカーシー
大衆社会を衆愚状態にした「赤狩り」(武田 徹)
クワメ・エンクルマ
植民地を王国に変えた「救世主」の盛衰(松岡 完)
蒋経国
民主化を進め台湾支配の維持を図る(藤井省三)
メヘナム・ベギン
「エレツ・イスラエル」への歴史的衝動(山内昌之)
クラウス・バルビイ
抵抗派を弾圧した「リヨンの殺人鬼」(鵜飼 哲)
ウィリー・ブラント
ゲットーでひざまずいた西独首相(井野瀬久美恵)
江青
過去を消し女帝を夢見た元女優(藤井省三)
久保山愛吉・すず
「死の灰」に冒され、好奇の目に晒され(前田良一)
ローゼンバーグ夫妻
原爆スパイにされた“普通の主婦”(井野瀬久美恵)
ロベール・アンテルム
収容所の「体験不可能性」を語り尽くす(鵜飼 哲)
フェルディナンド・マルコス
開発独裁と縁故優先の「王朝」を築く(若一光司)
朴正熙
「エネミー」あって「ライバル」なし(姜 尚中)
ネルソン・マンデラ
怨念の深みから人種融和を訴える(鵜飼 哲)
ショル兄妹
信仰と貧弱な複写機でナチに向かう(徐 京植)
クルト・ワルトハイム
祖国の転変と重なる数奇な人生(松岡 完)
アンワル・サーダート
イスラエルとの和平で見せた離れ業(臼杵 陽)
呉己順
韓国の独裁と対峙した「在日」のオモニ(徐 京植)
ピーター・ベネンソン
同胞愛を世界市民意識につなぐ試み(武田 徹)
ノドロム・シハヌーク
失脚と復活をくり返す「気まぐれ殿下」(松岡 完)
李登輝
“中華民国”の台湾化を大胆に推進(藤井省三)
ヘンリー・キッシンジャー
今世紀後半の世界秩序のデザイナー(姜 尚中)
リー・クアンユー
「生き残り」を合言葉に経済成長を実現(鳩澤 歩)
ポル・ポト
「平和の回復者」が大虐殺の責任者に(若一光司)
エルネスト・チェ・ゲバラ
放浪の旅に刻まれた一革命家の軌跡(徐 京植)
マーティン・ルーサー・キング
「私には夢がある」と黒人の希望を謳う(能登路雅子)
ダニエル・エルズバーグ
ベトナム戦争を止めたコピー文化の力(武田 徹)
サッダーム・フサイン
脆弱な国家を束ねる強権体制の頂点(臼杵 陽)
アルベルト・フジモリ
混沌の国に生まれた次世紀大統領(頓野継雄)
ビクトル・ハラ
両手を砕かれても歌いつづける意思(徐 京植)
施明徳
軍事法廷で法廷の合法性に挑む(藤井省三)
アウン・サン・スー・チー
アイドルを脱して不服従を貫く(香川 檀)
ペトラ・ケリー
一途な理想主義者の孤立と破滅(香川 檀)
朴ノへ
「奪われた顔」を担う「顔のない詩人」(徐 京植)
プライム・エッセー
イスラム主義と「二十世紀最後のシャコバン」への懸念
(山内昌之)

参考文献
写真提供先
本巻執筆者紹介
索引













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