図書カメラ ト センソウ000033256

カメラと戦争

サブタイトル1~10
光学技術者たちの挑戦
編著者名
小倉 磐夫 著者
出版者
朝日新聞社
出版年月
1994年(平成6年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
205p
ISBN
4023303119
NDC(分類)
535
請求記号
535/O26
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次

第1章 カメラと戦争
日本海海戦とカメラのピント合わせ
零式戦闘機の照準器とライカM3
ボフォース機銃とファインダーの余白
爆撃照準器からAF一眼レフへ
「大和」一五メートル測距離とニコン
レーダーと暗闇のオートフォーカス
サン・テグチュペリと写真偵察の魅力
雪の朝のクーデターとキャノンの創業
「ゾルゲ事件」とライカ、コンタックス
アクリル―戦闘機からレンズまで
第二次世界大戦中の国産カメラ事情
ポラロイド発明者の知られざる業績
キューバ危機を救ったミノックスB型

第2章 戦後カメラ史余話
ああ全数欠損、輸出カメラの記憶
ニッポン占領のスーペニア、コニカⅡ型
天津の超ロングセラー機「ヤシカ」
中国製ビッカリコニカ生産現場
トプコンカメラ消えて「TTL」を残す
ニコンを追ったキャノン「2群ズーム」
「特許という紙切れ」と日本的風土
日本を爆破したハネウエルの制御技術

第3章 カメラを育てた人たち
「レンズ屋」と「箱屋」、相剋と矜持
星をのぞいて光学メーカーを興す
研究室へ旭光学・松本社長の怒鳴り込み
名付け親不明の「ゼンザブロニカ」
「喧嘩」にも強かった博士社長
四〇年早かった「破滅型技術者」の仕事
ミリオンセラー機と「生涯一技術者」
「不滅の名作」レンズ設計者の、その後
顕微鏡からカメラへ、オリンパスの飛躍
原爆忌によみがえる看板の味
ダハブリズム研磨工Kさんの思い出

あとがき