図書目録ナンポウ トクベツ リュウガクセイ ガ ミタ センジカ ノ ニホンジン資料番号:000033213

南方特別留学生が見た戦時下の日本人

サブタイトル
編著者名
倉沢 愛子 編著
出版者
草思社
出版年月
1997年(平成9年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
270p
ISBN
4794207778
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ku55
保管場所
開架一般
内容注記
参考文献:p270
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

南方特別留学生について(倉沢愛子)

日本が独立しているのならインドネシアも!
(トラスノ・カリプロゴ)
民族主義の影響
国際学友会
大島先生との出会い
水産学の勉強
ジャワ軍政に協力
空襲
京都大学へ
終戦とインドネシアの独立
日本との因縁

日本での勉学が戦後の仕事に役立った
(ムリオノ・ブンタラン)
青年団で訓練
特配があっても腹ペコ
徳島工専へ
空襲で負傷
対日協力者と見なされて
貴重な存在の帰国留学生

日本留学生がつくった四年制大学
(モハマッド・スジマン)
フトンの使い方がわからなかった
量が足りない寮の食事
スカルノと頭山満への面会
警察学校へ進む
明治大学へ
京都での終戦
奨学金を絶たれて
プルサダ大学副学長に

広島で被爆したスマトラからの留学生
(シャリフ・アディル・サガラ)
日本軍人に日本語を教わる
銭湯を体験
広島で被爆
一命をとりとめる
米軍の通訳から京大へ
日イの橋渡し
相撲にのめりこんだメンタリティ

オランダへの帰属を拒否した留学生
(サム・スハエディ)
日本軍の通訳から留学生に
ジャカルタでの訓練
日本は貧しかった
スカルノとハッタの来日
大学へは入れず
いつも腹ペコ
日本の敗戦に失望
戦後も日本にとどまる

ぼくは日本的すぎてインドネシアに合わない
(ジョン・ライス)
ハッタの勧めで留学
日本の商業学校へ
早稲田高等学院から早大へ
大東亜ニュースのナレーション担当
生活習慣のちがい
日本人女性との結婚
岩田愛之助のこと
在日インドネシア人留学生会
食糧不足
苦労した帰国
親父の死
浪花節が大好き

特別留学生を私的に援助した留学生
(マリオノ・マルトディハルジョ)
民族主義者だった父
十五歳で日本へ
スカルジョ氏の庇護のもとで
玉川学園へ
ジャワ軍政に協力
日本軍の拷問
留学生を連れてふたたび日本へ
カルチャーショック岐阜で終戦を迎える
日本青年の殴りこみ
差別と友情
結婚

留学当時の日本人にいまも親しみを感じる
(クスナエニ・サストラス)
日本軍来る
第二期南方特別留学生に応募
労務者たちと一緒に出発
繊維の勉強
スカルノからの手紙
連合軍のビラ投下
秘密放送を傍受
進駐軍で働きながら同志社大学へ
真知子夫人との出会い
日本とインドネシアはよく似ている
変わってしまった日本人

海軍軍政地域からの特別留学生
(ペリック・パネ)
日本人が嫌いだった
マカッサルで海軍地区の研修
まずは皇居遥拝
大東亜寮へ
最初は味噌汁が飲めなかった
規律正しい生活
農業試験場で実習
山口経済専門学校へ
終戦で自由になれると思った
帰国、そしてふたたび日本で永住

参考文献

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