カウラ日本兵捕虜収容所

序章　カウラ事件とカウラ収容所　（五十嵐武）

Ⅰ　証言・日本兵捕虜の集団脱走事件
オーストラリア側から見た集団脱走事件
（Ｄ・Ｃ・Ｓ・シソンズ）
事件前夜　（森木勝）
反乱・脱走　（金田弘）
戦陣訓とカウラ事件　（藤川正信）
事件直後　（ジャック・リーマン）
ひびわれたカップ　（Ｋ・Ｓ）
カウラの日本兵脱走―ひびわれたカップ　２―
（マーガレット・ウィア）
隔離病舎から見たカウラ事件　（橘誠一郎）

Ⅱ　カウラ事件が提起するもの
捕虜に関する国際条約と日本　（水瀬隆）
捕虜観について　（吉田晶）
カウラ事件と平和教育　（難波達興）

Ⅲ　関係資料
オーストラリアのある一日
―陸軍　日本捕虜二百名を埋葬―
（ケイズ・ダンカン）
オーストラリア陸軍軍法法廷カウラ事件査問委員会報告書
オーストラリアの教科書に見るカウラ事件
〝カウラ「事件」・映画と証言の集い〟の記録
（住寄善志）

終章　カウラ墓参記　（水瀬隆）
あとがき　（吉田晶）