図書カタリツグ トウホク ト ジュウゴネン センソウ000033175

語りつぐ東北と十五年戦争

サブタイトル1~10
編著者名
歴史教育者協議会 編者
出版者
三省堂
出版年月
1997年(平成9年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
287p
ISBN
4385357978
NDC(分類)
212
請求記号
212/R25
保管場所
開架一般
内容注記
各章末:文献 関連年表:p278~281
和書
目次

はじめに(松島栄一)
執筆者一覧

序章 東北民衆から見た十五年戦争前史(一戸富士雄)

第一章 東北と戦争への道(寺田肇)
北の拠点・「軍都」仙台―その実態と役割は―
第八師団と遊廓反対運動のかかわりは
「六原青年道場」は皇国精神振興にどう利用されたか
昭和恐慌下での農村更生運動のなかみは
海外移民の実態とその顛末は
昭和恐慌下の農村における娘身売りの実態は
馬が戦地に送られたのはなぜか
動員された五戸満蒙開拓団の悲劇は

第二章 民衆の生活と戦争の悲惨さ
戦争は子供達をどのように巻き込んだか
学徒動員と女子挺身隊の実態は
大湊要湊部の軍事的役割は
りんご作りはなぜ国賊といわれたか
第二師団のガダルカナル戦の実態は
女たちの戦争体験とは
戦災都市郡山の惨禍は
青森空襲の実態は
ポツダム宣言受諾後の土崎空襲とは
浮島丸はなぜ沈められたか

第三章 アジア民衆の加害と東北
植民地下で憲兵はどんなことをしたか
南京大虐殺に会津の軍隊はどう関わったか
ある憲兵の証言とは
田沢湖姫観音がたてられた真相は
地底の「皇民」―常磐炭田の朝鮮人強制労働の実態は
朝鮮人強制労働は山形でもあったのか
わたしたちは七三一部隊の隊員だった
戦時下の福島市の様相は
多賀城海軍工廠と朝鮮人の襲撃事件の真相は
花岡鉱山で中国人はなぜ蜂起したか

第四章 戦争に抗して
東北大学で学問弾圧はなぜ行われたか
岩手の治安維持法事件・岩手共人会事件とは
弾圧の中でなぜ『郡山文学』は生まれたのか
戦時下の農村医療運動はどうだったか
民衆の厭戦行動と徴兵忌避の実態は
治安維持法下の会津地域の闘いは
国内外における反戦運動はどう行われたか
治安維持法下で民衆はいかに抵抗したか

第五章 東北民衆と戦後の平和と民主主義
大高根米軍基地を撤去させた住民の力は
「やまびこ学校」はなぜ注目されたか
「松川事件」の無罪はどう勝ち取られたか
占領政策に抗したイールズ事件とは
山形農民学校が地域の民主化にはたしたものは何か
「来恩塚」はどうして建てられたのか
三沢基地の役割と住民反対運動は
戦争遺跡の保存はなぜ大事か
岩手靖国違憲訴訟で勝ち取ったものは何か
「郡山・平和のための戦争展」開催運動は
宮城の違憲行事は市民にどう支えられているか

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