図書イヌ ノ ゲンダイシ000033149
犬の現代史
サブタイトル1~10
編著者名
今川 勲 著者
出版者
現代書館
出版年月
1996年(平成8年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
237p
ISBN
4768466869
NDC(分類)
645
請求記号
645/I42
保管場所
開架一般
内容注記
犬に関する年表・参考資料:p192~233
和書
目次
第1章 ものいわぬ兵士―軍用犬
軍用犬のはじまり
木登り犬
満州大陸に花開く
満州鉄路警護軍
「那智」「金剛」「メリー」
粉飾されたエピソード
遺骨還る
国体観念の涵養
関東軍軍犬育成所
一省一支部、一戸一犬
賽犬
税関監視犬育成所
日本シェパード倶楽部の設立
優勝犬二頭
帝国軍用犬協会の創立
深化する対立
NSCの解散
セパードはどこにいる
軍部の執拗な攻撃
帝犬の事業
軍用犬育成のために
異なる軍犬のイメージ
警察犬の復活
称賛の裏側で
戦争に狩り出された犬たち
再び軍用犬の時代
ブリード・イン・ジャパン
日本兵の討伐に
朝鮮戦争にも狩り出され
第2章 狂犬病という十字架を背負った生き物
時代を映す数値
警官の仕事
拡大する犬捕獲業
制度化された畜犬取締り
犬の世界も文化の対立
ワクチンの開発
畜犬税導入
捕獲業界の動き
死骸は命の糧
犬皮の利用
馬肉の三分の一
捕獲方法の変遷
新しい捕獲器の出現
箝口具時代
全国一斉狂犬予防週間
警察側の思うつぼ
減ってきた畜犬数
避妊と去勢
犬猫不要論
最悪の時代
抑留期間の短縮
狂犬病多発と畜犬献納運動
私たちは勝つために
第3章 動物愛護運動の系譜
胎動
動物虐待防止の発足
牛馬給水槽の設置
日本人道会発足の経緯
胡麻と七頭の牛
少年愛護団
唯一の収蔵資料
フランセス・バーネットの活動
動物愛護慈悲園
安楽死のために
犬の抑留所
虚構の「忠犬ハチ公」
衰退へ
日本の土に
動物愛護から軍馬愛護へ
二つの団体の終焉
「日本は犬の地獄」
外圧でできた動管法
実態を適確に表現した写真
JSPCA結成の端緒
大学も犬の地獄
怒りを買った活動
あれが欲しい、これを下さい
ペントバルビタールは高すぎる
対立と分裂
年表あり、参考資料あり