図書ショウワキ ノ コウシツ ト セイジ ガイコウ000033146

昭和期の皇室と政治外交

サブタイトル1~10
明治百年史叢書 第442巻
編著者名
柴田 紳一 著者
出版者
原書房
出版年月
1995年(平成7年)8月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
281,8p
ISBN
4562026928
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Sh12
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第1章 田中義一内閣の対中国政策と昭和天皇
昭和天皇の外交重視と田中義一内閣の成立
専任外相設置問題と山東出兵
張作霖爆死事件の勃発
吉田茂の外務次官就任
南北妥協阻止勧告
八月十四日牧野筆記の「聖慮」

第2章 昭和十一年五月開院式勅語について
二・二六事件に際する詔勅待望論
陸軍大臣への戒飭の御言葉
第六十九回帝国議会開院式勅語

第3章 昭和史における戒厳令問題
二・二六事件時の戒厳令警戒論
対米開戦前の戒厳令説
東条内閣退陣まで
小磯・米内内閣期
鈴木内閣期

第4章 昭和十二年秩父宮訪独問題
秩父宮英国差遣の決定
秩父宮の英国訪問と訪独内定
秩父宮訪独に関する外務本省と在独大使館の打合せ
秩父宮とヒトラーの会見

第5章 日独伊三国間単独不講和協定締結問題
日独伊三国軍事同盟の成立と昭和天皇
日米交渉の難航と日独間単独不講和問題の浮上
日独伊三国間単独不講和協定の締結

第6章 「対支新政策」の決定と若杉参謀(三笠宮)の中国派遣
「対支新政策」の決定
若杉参謀(三笠宮)の中国派遣
若杉参謀の「支那事変ニ対スル日本人トシテノ内省」

第7章 昭和十九年近衛文麿中国派遣構想
小磯内閣の発足と対重慶工作の本格化
対重慶工作の難航
吉田茂の近衛文麿中国派遣構想

第8章 松代大本営建設の政治史的意義
昭和二十年三月の本格工事着工まで
昭和二十年八月の工事中止まで

第9章 昭和史上の「聖断」待望論をめぐって
牧野伸顕の回想
ロンドン海軍軍縮会議と満州事変
第二次ロンドン海軍軍縮会議から宇垣組閣失敗まで
御前会議の開催
日米開戦
終戦の「聖断」

第10章 「皇族内閣」の成立―東久迩宮の首相就任経緯―
日米開戦までの皇族内閣運動
戦中の皇族内閣運動

第11章 対日講和条約準備段階における「C作業」について
「C作業」の成立
「C作業」の内容
「C作業」作成の意図

人名索引