中国革命と対日抗戦
- サブタイトル
- 抗日民族統一戦線史研究序説
- 編著者名
- 今井 駿 著者
- 出版者
- 汲古書院
- 出版年月
- 1997年(平成9年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 463,10p
- ISBN
- 4762926124
- NDC(分類)
- 222
- 請求記号
- 222/I43
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
序論
第一篇 抗日民族統一戦線成立の前提条件
―ソヴィエト革命路線の破綻―
いわゆる「根拠地」理論について
問題の所在
初期毛沢東における戦略構想
「民族革命」の構想
革命「持久戦」的特徴づけ
抗日民族統一戦線における戦略構想の特色
おわりに
川陝根拠地の崩壊について
はじめに
問題の所在と考察の視角
川陝ソヴィエト政権興亡史の概略
川陝ソ区の存立条件をめぐる諸問題
おわりに
第二篇 国民党系抗日論の展開
●徳柏の抗戦論
はじめに
●徳柏について―その略歴―
●徳柏における抗日の論拠とその日本観
●徳柏の抗戦戦略
「満州国」成立と●徳柏
おわりに
国民党系の抗戦論と抗戦戦略
はじめに
「即時抗日」論の三類型
国民党系「即時抗日」論の弱点と「安内・攘外」論
蒋介石の「安内・攘外」論について
中国共産党と対日戦略の問題―むすびにかえて―
「藍衣社」の安内攘外論
はじめに
劉建羣と「藍衣社」
劉建羣の国民党改組構想
おわりに
蒋介石の対日戦略
はじめに
蒋介石=「速勝論者」説について
蒋介石=「妥協・投降主義者」説について
「持久戦論」者としての蒋介石
―その評価をめぐる一つの論点―
おわりに
第三篇 抗日民族統一戦線史の諸問題
張学良と西安事変
はじめに
張学良・楊虎城の抗日行動に対する蒋介石の認識
クーデターの見通しと現実の展開
張学良における南京帰還の意義
ソ連の反応と張学良
おわりに
「冀東密輸」の一考察
はじめに
考察の視点
密輸の影響
冀東密輸の特殊性
「華北型」密輸
密輸人絹糸の市場
密輸人絹糸市場の構造
反密輸闘争の歴史的意義
あとがき
辺区政権と地主階級
問題の所在
民族統一戦線と連合独裁
抗日民族統一戦線と地主階級
合作社の「民弁化」
結びにかえて
第四篇 中国論の視点と方法
尾崎秀実の「中国認識」
はじめに
問題の所在
初期の尾崎と成熟した尾崎
―対中認識における思考の枠組みの相違について―
尾崎における視角転換の過程
中国革命と日中戦争
おわりに
竹内好の中国論について
はじめに
「中国の近代と日本の近代」をめぐって
「評伝・毛沢東」をめぐって
おわりに
附論 書評 石島紀之『中国抗日戦争史』
あとがき
索引あり
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