図書エマキ ノ レキシ000033093

絵巻の歴史

サブタイトル1~10
日本歴史叢書 新装版
編著者名
武者小路 穣 著者
出版者
吉川弘文館
出版年月
1995年(平成7年)4月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
273,6p
ISBN
4642066101
NDC(分類)
721
請求記号
721/Mu84
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
新装版 叢書の編者:日本歴史学会 参考文献:p269~273
和書
目次

はしがき

第一 語りかける絵画
絵説と絵解
敦煌の絵解
仏画の語り
絵と語りの環

第二 かな物語と絵画
「まことに絵にかき」
屏風の歌絵
歌絵の物語性
物語絵の展開
物語絵をこえて

第三 くりひろげる絵画
信貴山縁起
詞書と絵画と
くりひろげる絵画
墨線の働き
説話の絵巻

第四 事実と説話と絵画
命蓮説話と絵巻
応天門の変
伴大納言の説話
伴大納言絵詞
絵詞の背景

第五 神話・民話と絵画
彦火々出見尊絵
絵詞の運び
絵画の運び
記・紀神話の伝承
神話から説話の伝承
ふしぎな絵画

第六 信仰表明の絵画
義湘大師絵
青丘大師絵
明恵と善妙神
求法への情熱
画中の絵解

第七 絵師を描いた絵画
知行をえた絵師
所えぬ絵師
絵師の悲喜劇をかいた絵巻
絵巻制作のなぞ

第八 流布・流転する絵画
分散する絵巻
長谷寺の縁起
模本・類本の制作
美術品の流転
複数の作品の産出

第九 絵解語りの絵画
安珍・清姫伝説
道成寺縁起絵巻
道成寺での絵解
視点を変えた技法
語りによる展開

第十 語り物の絵画
浄瑠璃姫の物語
いわゆる「奈良絵」
「奈良絵」の魅力
豪華な作り絵の絵巻
語りの展開と絵巻の終末

おわりに
参考文献
索引あり