戦前期社会事業基本文献集　６０

題詞（穂積重遠）
例言

第１章　緒言
醫療保護事業の必要性
明治維新以前の醫療保護事業
明治時代醫療保護事業の劃期

第２章　醫療保護事業の萠芽時代
開國政策と泰西醫學採用の御沙汰
明治新政府の醫育及び醫療政策
明治新政府の醫療保護政策
醫療保護事業發生の状況と其の分布
醫療の資本主義化と醫療保護事業

第３章　醫療保護事業の建設時代
建設期に於ける國民生活と醫療保護事業
醫療保護機關必要論と其の設立運動
一般醫療保護機關の興起と其の企劃
政府の衛生行政と醫療保護策　附

第４章　醫療保護事業の進展時代
社會問題の發展と救療論の新展開
官公立病院廃止論と施療病院設立運動
日清戰役勃發に依る特定醫療保護事業の興起
特殊社會立法に依る醫療保護政策
醫療保護事業機關發達の状況

第５章　醫療保護事業の擴充時代
施薬救療の大詔渙發と醫療保護事業の擴充
優詔渙發による輿論の喚起
優詔渙發による朝野の救療計畫
醫療保護事業進展擴充の状況

索引