非核の日本・無核の世界
- サブタイトル
- 編著者名
- 浅井 基文 [著]
- 出版者
- 労働旬報社
- 出版年月
- 1996年(平成8年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 223p
- ISBN
- 4845104326
- NDC(分類)
- 319
- 請求記号
- 319/A83
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 核兵器に関する国際的取り組み―現状と問題点
部分的核実験停止条約
条約の成立を可能にした背景
条約の性格と問題―核軍縮にはつながらない
核兵器不拡散条約(NPT)とその延長
NPTの成立とその内容
NPTの延長問題―南北対立
NPTの延長―ほんとうに諸問題の解決に役立つのか
包括的核実験禁止条約(CTBT)の意味と問題
CTBTの意味と問題
フランス・中国の核実験とCTBT・核軍縮
第2章 被爆・戦後五〇年の日本における核問題
戦後保守政治の核政策―非核三原則とアメリカの「核の傘」依存
国民の反核意識に対する「配慮」―非核三原則
アメリカ政府に対する本音―「核の傘」に入る選択=「核抑止」肯定
日米両政府の行動の反民主的性格
曖昧な国民の意識と対応―反核感情と「非核三原則」の空洞化
反核感情の本質―被爆に潜む加害責任の位置づけ方
国民の核問題に対する曖昧な態度
第3章 核大国の核政策
なぜ核兵器なのか?
無差別大量殺傷を当然視する歴史
原爆の開発と投下
ソ連・イギリス・フランス・中国の核兵器保有
核兵器固執の理論・政策的根拠―核抑止論
スミソニアン論争と「力による平和」
スミソニアン論争
アメリカ国内での議論をどう受け止めるか―「力による平和」
パグウォッシュ会議の主張―『核兵器のない世界へ』の検討
第4章 核軍縮・廃絶を実現するための課題
核軍縮・廃絶を実現するための理論的課題
核抑止論の誤り
倫理的是認論の誤り―J・ナイの主張の検討
「核不要」論の検討―TMD構想にみるアメリカの理屈
核軍縮・全廃を実現するための政策的課題
大国・日本の徹底した非核政策の重要性
大国の核政策に対する国際的包囲網の形成
国際法的取り組み
資料あり
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