無名の日本人

はじめに
山脈の会のあらまし
この報告のこと
第１章　戸隠集会をめざして
もしかある日が
遠く暗さを潜って
《たより》を信じて
それは「大」会になった
第２章　まじめにならないこと
はじめます、かんぱい
まじめになるな
山脈―なにもない組織
第３章　記録について
私は人生雑誌を必要としない
自分のことばと方法
山脈の風土―記録されたもの
山脈の会の記録
第４章　戦争責任の問題
叫びと拒否と
戦争体験の記録
大事なのは現実のおれだ
伝承と交流を求めて
民衆としての戦争責任
第５章　山脈のなかの農村
母と飛行機を結ぶもの
呆れた者を追求せよ
ダンアツとマスコミ
やはり「農村」がない
第６章　白鳥邦夫のこと
生き残った青年
えろちっく・ぱあそなりてぃ
第７章　山脈の会の組織
胸に重く実現したもの
山脈のなかの組織
組織のなかの山脈
終章　結語はない
松川判決の意味
向って歩んでゆく
付録あり、書評あり