日系アメリカ文学雑誌集成　１

第１号
収穫
論文　詩と真理（矢野喜代士）
詩　紫煙にいこふ（塚本嶺南）
若人に寄す（斎藤陸奥）
臥牛の秋（外川明）
障子と感傷（沼田利平）
Ｐ電車（松田露子）
四角な壁（上山平八）
窓と話す日（平田露草）
麦秋（秋元貢）
明日の会話（林田盛雄）
秋雨譜（唐津文夫）
秋雨の真理（刈田元）
暁に歌ふ（種村青蕪）
枯葉を焚く心臓（井上正於）
旅情点描（片井渓巌子）
愛と海浜小品（京香）
入院する迄（中頭良之輔）
返事（遠艾太郎）
白き鋪道（加藤はるゑ）
黒雲の如く（田中白羊）
レデオ（澄江和夫）
君に伝へん（矢野君子）
月（島崎正治）
苔（小管白映）
みぞれ（狩野輝光）
詩一篇（野崎南風）
英詩　独楽（チエ・モリ）
夏（トヨ・スエモト）
詩　陋巷の空（中西真佐夫）
秋（峰桂子）
この指（外見子）
版画　ドツク（宮崎史郎）
詩　若き二人（加川文一）
逝きし友を記念して
小品　ロツプ（伊丹明）
会員名簿
えとせとら（編輯同人）
会則
収穫　第２号
（評論）
米国大衆作家展望（大久保忠栄）
人種的偏見雑考（凡四郎）
（詩）
稚き心（柏町まゆみ）
反省の鑿（外川明）
音信（澄江和夫）
冷床私語（トラジロー）
協力（島崎正治）
秋雨譜（唐津文夫）
柔かき陽光（田中白羊）
玻璃の家（糸井野菊）
ブルーベル（小菅白映）
旅立ち（加藤はるゑ）
丘に立ちて（弓月美奈子）
私のあたま（小菅白映）
開拓の陣へ！（松田露子）
誤つたコース（峰桂子）
セロリ畑の甲吉（旗洋児）
水くむ乙女（嶺南子）
スクールボーイ（福良白楊）
月あかり（島崎正治）
逸題（片井渓ガン子）
脛（上山平八）
流転の素描（狩野輝光）
病床断想（梶川正）
涙の収穫（丸山玻璃）
胡蝶よ胡蝶（斉藤陸奥）
儚き夢（藤しげる）
荒廃の涯（井上正於）
青春の彼方（アーサー岬）
白日と僕（他一篇）（秋元貢）
叫喚（林田盛男）
浅春断章（種村青蕪）
桂庵の朝（原信吉）
嗅覚（秋元貢）
（短歌）
冬の庭（神部孝子）
うた（森本田鶴子）
うた（林田三津子）
（俳句）
俳句（田中柊林）
闘病録（唐津文夫）
捨てた石（岡草志）
抄（岡村眸子鳥）
（創作）
雨の日（北川光）
沖野氏の涙（加藤三郎）
或るスケツチ（城しげる）
昼と夜と（東城小南）
（戯曲）
紀伊之国（松野珠樹）
（版画）
夕暮（口絵）（蔦川譲二）
農園スケツチ（宮崎史郎）
よせあつめ（会員）
文芸聯盟会員簿
収穫　第３号
（評論）
音楽と詩を語る（田中白羊）
心草雑束（高山泥草）
沙翁劇と時代の反映（大島隣三）
（随筆）
守りぶくろ（糸井野菊）
地球界隈（東城小南）
渡る（大久保忠栄）
卯の花（田原紅人）
田園随筆（城しげる）
（詩）
おぼれる（秋元貢）
青嵐（外川明）
空間記録（片井渓ガン子）
十九の娘（小菅白映）
アトリヱの朝（トラジロー）
穴（澄江和夫）
雨の夜（上山平八）
失業者の心（斎藤陸奥）
をんな（加藤三郎）
冬の日（しんいちらう）
キヤスケードにて（原信吉）
灰色の並行線（小菅白映）
百姓の妻へ（林田盛夫）
洞窟の石（井上正於）
ねむり（広島水好）
夜半の反目（みさ夫）
病床の初夏（田中白羊）
男と女（緒絵）
心の流れ（城忠）
貧しい心（秋元貢）
蟇蛭（伊東慶次郎）
追憲と印象（北見潔）
夕暮れて（丸山玻璃）
街路樹（松田露子）
（短歌・俳句）
パームスプリング吟行（中村梅夫）
昼月（藤川幽子）
熱沙行（矢崎天洋）
（創作）
少年店員（武田静）
目覚時計（ミミ・松岡）
ふたりの再会（三室寺優）
収穫　第４号
（評論）
科学と沙翁（大島隣三）
手帳（大久保忠栄）
（随筆）
ガーデン随想（幸地東風）
若い詩人達に（さゝぶね）
好きな市街（城しげる）
深夜の真昼（澄江和夫）
子供の頃（上山平八）
海港の町と人々の風景（原信吉）
（詩）
女に（上山平八）
影（秋元貢）
元旦（林田盛雄）
雪の日（月野きよし）
ぶらけつと（しんいちろう）
感傷（遠峰進）
空な（鳥海茂）
悪魔よしりぞけ！（松田露子）
到りたい（片井渓ガン子）
年の行く夜（北見潔）
感謝（加藤三郎）
黄昏（田中白羊）
カンナの花（糸井野菊）
諾と否（小菅白映）
夜明けたり（島崎正治）
希望（冬木礼之助）
編みものをする老母（秋元貢）
（短歌・俳句）
収穫へ（柊林俳稿）
句帳より（森山一空）
北米短歌協会第五回詠草抄
遺稿（故宇野枯腸）
（創作）
戦時小景（松野珠樹）
収穫　第５号
（評論）
民族的遺産（大島隣三）
在米日本人社会の一考察（武田四郎）
生活の肯定と現代短歌（泊良彦）
文芸の地方色（小池晩人）
労働と俳句（民之助）
放電紀（東条小南）
（随筆）
三つの収穫（民之助）
母と奥さん（篠田波痴）
頭の雲（城しげる）
幼馴染（平田素若）
ジヤコランタンの花（岡草志）
（詩壇）
愛する者は（藤しげる）
サイン（上山平八）
朝の便り（澄江和夫）
男性礼讃（小菅白映）
犠牲（和田明）
あの日に換えん（田中白羊）
墓標への想定（狩野輝光）
丹波栗（伊藤慶次郎）
五月の雨（北見潔）
デコレーシヨンデイ（虎次郎）
写真（遠峰進）
橋上より（松田露子）
季節の草花（片山渓ガン子）
山蚊（原信吉）
メリスビルにて（鳥海茂）
魂の影（藤しげる）
亜細亜の地図（芳河紫水）
霧都のなかで（秋元貢）
水守する夜（月野きよし）
収穫を念ふ（児玉紫青）
（短歌・俳句・川柳）
泰山木（高山泥草）
短歌詠草（種村青蕪）
レニア登山（その南）
ボークカーターを讃ふ（糸井野菊）
ポピーの花その他（松下翠香）
アラスカ雑詠（民之肋、関谷蓬朗、佐藤知星）
初夏（田村杜女）
川柳（森田玉兎）
故渥美久雄氏を悼む
（創作）
運命（城忠）
かわる頃（大山ヂヨー）
君ケ代（ミミ・松岡）
若芽（真木馨）
ミスターヤマと支那事変（加藤三郎）
収穫　第６号
（評論、随筆）
一つの提言（森岡渡）
文芸映画の雑考（秋山詩幻夫）
或るキマリ文句（山下上人）
加州よいとこ（伊藤七司）
べねでいくしよん（今村寿子）
『収穫』詩壇評（秋元貢）
『譲次』以後（大久保忠栄）
沙翁のソネツトより（大島隣三）
犬とアメリカ（林田盛雄）
（詩壇）
聖林詩社小集
ある一場面（狩野輝光）
闇へ（遠峰進）
挙苦（加藤三郎）
遠い日（対尾正一）
天に光る（藤しげる）
小虫（烏海茂）
男と女（北見潔）
冬の日記・春の日記（上山平八）
手（松田露子）
桃色のほしもの（トラジロー）
荒野（月野きよし）
ロツキー山に寄す（小菅白英）
ぶと（ささぶね）
生活断草（片井渓ガン子）
寸景（遠山進）
更生（東風生）
（歌壇）
うた（泊良彦）
南の海（橋本道子）
メキシコ遊草（森本田鶴子）
初陣を餞して（矢崎天祥）
移転抄（斎藤玉枝）
追憶吟（つきのきよし）
小夜時雨（村岡鬼堂）
（俳壇）
デルタより
花鳥諷詠
米国人の俳句（中村梅夫）
（川柳）
恋愛川柳（平田素若）
子の世界（森田玉兎）
（創作）
自殺（鳥海茂）
耕作と武雄（森本敏雄）
父と娘と（森百太郎）
春愁（江上初枝）
故岡草志を悼む