ドイツ社会民主党の戦後史
- サブタイトル
- 国民政党の実践と課題
- 編著者名
- レッシェ ペーター 共著者/ヴァルター フランツ 共著者/岡田 浩平 訳者
- 出版者
- 三元社
- 出版年月
- 1996年(平成8年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 526p
- ISBN
- 4883030318
- NDC(分類)
- 315
- 請求記号
- 315/L89
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 【Die SPD.・の翻訳】
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1部 ヴァイマル時代の社会民主党―国民政党への途上に?
国民政党と議会主義
スローガン、それとも分析的カテゴリー?
議会や議会政治に関する社会民主党の理解と国民政党
ドイツ社会の社会学―社会民主党の社会学。緊張と接近
ドイツ社会の変貌
社会民主党の党員
社会民主党支持の有権者
社会民主党の開かれた党への試み―反発と制約
階級政党との訣別? 社会民主党的な解釈と構想
新しいグループの獲得をめざして。呼びかけ、反発とマイナス
厳しい線引きと孤立化
政治文化の分節化
組織保守主義と党の改革
結論
第2部 西ドイツ時代の社会民主党―伝統的集団からゆるい結びつきのアナーキーへ?
社会構造と社会。ヴァイマル時代以降の変化
近代化の進行。ナチ時代における構造変化とメンタリティーの変容
工業社会からサービス業社会へ。
社会の変化が西ドイツ社会民主党にもたらすチャンスとリスク
労働者生活圏と中間階級居住区の間で。社会民主党支持の有権者
投票行動の継続性
「同志」的傾向から「市民」的傾向へ
工業社会のしんがり?
SPDが社会的成功者に着目し―そしてドイツ統一で挫折する
綱領、シンボル、アイデンティティー論議
クルト・シューマッハー―戦後社会主義の変革者?
ゴーデスベルクへの途上で、あるいはヴァイマル時代の青年社会主義の復活
テクノクラート的な理論無関心と左派ユートピア的な応答
環境平和主義者とアイデンティティーの危機
八十年代の綱領闘争―敬虔主義と近代性の狭間で
熟練労働者政党から公勤務者政党へ?
SPDの党員、党役員、各種議員
新たな始まり、それとも再建?
停滞の歳月
ゲットーからの脱却
国民政党への突破
停滞―衰退―抗争
野党の立場に固定か?
「寡頭制支配の鉄の原則」から、「ゆるい結びつきのアナーキー」へ
一九四五年以降のSPDの組織の展開について
社会民主党の組織の歴史
一九五八年のシュトゥットガルト組織改革とその帰結
「ゆるい結びつきのアナーキー」とは何か?
現代SPDの組織社会学的な具体的実態
「労働者小額献金」と「国庫補助」の間で
SPDの党財政について
連帯共同体の資金調達
国民政党の資金調達
目的集団的な活動―活動連盟と市民イニシアティヴ
自分自身のことばかり―SPDの三つの大きな活動連盟
選挙支援者としての知職人―「社会民主党系有権者イニシアティヴ」
カトリック教徒相手の社会民主党の難儀(または、ドイツで北欧的状況が支配的にならない理由)
ルサンチマン、無理解、隔たり―戦後最初の一〇年間
疑心にみちた接近と徐々にほぐれた緊張―五十年代から六年代にかけて
カトリックの文化闘争―社民=自由連立の時代
困難な事態の正常化―八十年代
SPD―プロテスタントの政党か?
世代、文化、利害の衝突。大都市におけるSPDの変貌と危機
七十年代の地盤崩壊―左翼過激派の浸透の結果か?
クローナヴィッターからクローナヴィッターへ。自己破壊と自己反省との狭間で―ミュンヘンSPD
左派とセミ左派の人びと。近代化論者と伝統主義者たち。公勤務職の分節化した大都市型政党―フランクフルト
第3部 結論
索引あり
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