いま戦争と平和を考える

第１部　戦争と平和をめぐる法
平和憲法に基づく積極平和政策の構想―「国際貢献」論の考察を中心に（小林直樹）
平和の実現と国際法―ポスト冷戦期における国際安全保障のゆくえ（森川幸一）
憲法の平和主義と国連の平和維持活動（古川純）
比較憲法現象としての平和―アジア諸国の憲法を中心として（石村修）
司法摩擦の平和的処理―量的ルールと質的ルール（矢沢昇治）

第２部　真の平和をもとめて
ソ連崩壊後の国際関係の変化と平和（福島新吾）
「正義」の挫折―ヴェトナム戦争とアメリカ（高橋勇夫）
「文明戦争」とその矛盾―日清戦争の軍夫問題に関する覚書（大谷正）