図書オキナワ ウミ ワ ナイテイル000032053

沖縄海は泣いている

サブタイトル1~10
「赤土汚染」とサンゴの海
編著者名
吉嶺 全二 著者
出版者
高文研
出版年月
1991年(平成3年)7月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
127p
ISBN
4874981259
NDC(分類)
519
請求記号
519/Y91
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

何が、サンゴの海を壊滅させたのか
1 沖縄のサンゴ礁
亜熱帯と台風がつくった自然環境
リーフの内側と外側
沖縄の漁業
2 「赤土汚染」を生み出したもの
「赤土汚染」のはじまり
「本土並み」の光と影
公共事業のシステムはどうなっているのか
サンゴ礁を壊滅させた「本土並み」の基準や規格など
3 見捨てられるサンゴの海
少年時代の海の記憶
関東の海と沖縄の海
死にゆくサンゴの海
頼りにならなかった県議会
「赤土汚染」への行政の対応
問題の「すりかえ」と「ぼかし」の手法
4 サンゴ論争
私の“定点観測”
サンゴの危機を認めたがらぬ人たち
夢やぶれたサンゴ移植
奇怪なサンゴ造園
新奄美空港周辺海域のサンゴ論争
おかしな「教授先生」たち
5 「赤土汚染」を生み続ける背景
「土壌保全の日」の悲喜劇
“有害無益の長物”離岸堤
コンクリート製エビ礁や魚巣の怪
公共事業が生んだ“土建王国”
行政の隠れミノとなった審議会、委員会
6 ODAの“モデル”沖縄
サンゴの海とブート岳
自然環境破壊はどこまで行くのか
いま何よりも必要なことは
三兆円余の“無償援助”が残したもの
新しいODAのあり方は、まず沖縄から
写真あり