権力非武装の平和論
1 高度科学技術工業制商品生産社会と現代
現代の特徴
現代の人権問題と民主主義
現代の社会主義
現代と軍備
2 現代国際関係分析の一視点
現代の特徴
東西対立冷戦構造からデタントへ
諸民族の独立と非同盟、「南北問題」の整理の視点
ナショナル・インタレスト中心価値体系国際関係の構造的変化に伴うトランス・ナショナルな国際関係の一般化
現代のディレンマ―むすびに代えて―
3 近代国家の論理と社会主義
近代国家の論理と民族独立・人民解放
近代国家の論理と社会主義運動
現代と権力非武装・非同盟
4 軍事・安保と市民の人権
問題の所在
米軍基地の確保と基地機能の保障に伴う市民の人権侵害
「自衛」隊(日本軍)の基地と市民の人権および住民自治
軍の非軍務機関の機能と市民の人権
米・日両軍による市民の人権侵害の一つの具体例
今日の軍事治安法制の特徴
5 日米安保軍事同盟条約体制
現代世界における戦争と平和
日米安保軍事同盟条約体制
日本国憲法の平和主義
日本の自衛を考える
「文民統制」論の欺瞞性と危険性
進められている軍事的管理体制
6 平和を考える視点
現代世界の特徴
平和人権生存の侵害構造
平和にとっての新たな焦点
平和学徒の課題
7 日本国憲法体制(権力非武装国家)の現代性と現実性
現代を分析する視点
日本国憲法体制の特殊体制性とその現代性
権力非武装国家と現代
8 日本国憲法とシビリアン・コントロール
シビリアン・コントロールの定義
シビリアン・コントロールと国民
日本におけるシビリアン・コントロール
国防の論理とシビリアン・コントロール
9 現代世界と権力非武装
「国益」中心的国際関係の後退とデタントの経済構造
トランス・ナショナルな関係の国際関係への反映
現代世界における軍の役割
権力非武装国家の現実性と安全保障の構造
10 権力非武装・非同盟の現代的意義
今の世界をどうとらえるか
植民地諸国の独立と非同盟
民衆の安全保障と軍備
権力非武装国家の現実性
11 現代と全人民防衛体制
現代を分析する視点
ユーゴスラヴィアにおける全人民防衛組織とその安全保障について
全人民防衛と権力非武装
権力非武装と日本の安全保障
12 非同盟の現代的意義
戦後世界と諸民族の独立
デタントの経済的・社会的基盤
高度科学技術工業制商品生産社会の拡がりと小国の独立
小国の自立と非同盟の論理
13 自主管理社会主義と非同盟の論理
パルチザン闘争とユーゴ社会主義および非同盟
小国の自立の論理と非同盟の論理
非同盟運動成立の基盤
ユーゴスラヴィア自主管理社会主義と非同盟
14 ユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国憲法
ユーゴスラヴィア社会主義革命と自主管理社会主義
七四年改正憲法の諸特徴
諸民族の対等平等性
勤労人民の権限・役割の強化とより基礎的単位組織への権力の分化
自主管理社会主義と基本的人権
憲法裁判所・自主管理裁判所および憲法秩序の維持
全人民防衛組織と非同盟積極的平和共存政策
自主管理社会主義と代議員制