図書目録モノガタリ ノ コッキョウ ワ コエラレルカ資料番号:000031961
物語の国境は越えられるか
- サブタイトル
- 戦後・アメリカ・在日
- 編著者名
- 野崎 六助 著者
- 出版者
- 解放出版社
- 出版年月
- 1996年(平成8年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 366p
- ISBN
- 4759251170
- NDC(分類)
- 910
- 請求記号
- 910/N98
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
第1章 戦後批評史、アジアが視えない
物語がそこに蹲るとき
アジアが視えない
ひとつの反措定
戦後批評はどこにいったか
批評の運動性とは何か
プロレタリア文学の旗のもとに
断念と失語
擬制の終焉以降
共同幻想異論
再び、アジアが視えない
第2章 戦後文学ノオト
戦後文学の老境
『「反核」異論』異論
狼疾と漂泊と
野間宏の近代・野間宏の全体
おおゼノン!酷薄なゼノン
文学運動の道標から
プロレタリアートの戦慄 井上光晴の死
最後の弾左衛門は転生する
賎民文化とは何か 塩見鮮一郎と隆慶一郎
船戸与一のデーモン
日の本別件 船戸与一「蝦夷地別件」を読む
第3章 アメリカ文学論
二幕目が始まらない舞台について
騾馬よ、権威を地におろせ
マイノリティの自己発見の旅(M・H・キングストン)「アメリカの中国人」書評
E・カーティス写真集『北米インディアン悲詩』に寄せて
あるユダヤ系アメリカ人の肖像(ミルトン・ヒンダス)「敗残の巨人―セリーヌ会見記」書評
ニール・トゥ・ザ・ライジング・サン
甦るマルコム
記憶の墓標のために
戦後・アメリカ・在日
第4章 在日朝鮮人文学論
君のまなざしは心の棘となって私を苦しめる(白楽晴)「韓国民衆文学論」書評
蒼ざめた在日(金鶴泳論)
ラプソディ・イン・ブルー
光と影のバラード
迷走する在日(梁石日)「アジア的身体」解説
いつか公平に原爆が落とされる日
梁石日よ、在日の深く瞑い河を渡れ
金時鐘を生きる
はるかな朝鮮のニホン語(金時鐘)「原野の詩」書評
物語の海峡は越えられるか
転向文学論
アパッチの終わらない夜(梁石日)「夜を賭けて」書評
夜よ、このみだらな輩よ
人物一覧あり、初出一覧あり
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