国家は戦争をおこなっていいのだろうか
- サブタイトル
- 編著者名
- 川本 兼 著者
- 出版者
- すずさわ書店
- 出版年月
- 1992年(平成4年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 225p
- ISBN
- 4795401101
- NDC(分類)
- 319
- 請求記号
- 319/Ka95
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 国家は戦争をおこなっていいのだろうか?
「現状維持のための平和論」と「変革のための平和論」
反核運動にとどまっているわけにはいかない
総力戦―すべての人間が手段にされ、犠牲にされる戦争
平和は“戦争ができる国家”を否定する革命である
第2章 民衆の立場からの平和
平和を国家から考えはじめてはならない
民衆の平和と権力者の平和
平和憲法は民衆の立場からの平和を忘れさせた
第3章 戦後平和論の問題点
“悲惨な戦争”論
反核運動
護憲論
市民運動の主張
良心的反戦主義
第4章 社会主義革命は平和をもたらしたか
社会主義革命後にもたらされる平和
マルクス・レーニン主義では平和はあつかえない
第5章 “社会主義の二〇世紀”の崩壊
“悪しき革命”
“社会主義の二〇世紀”は何を規準に革命と反革命を判断したのか
第6章 革命は基本的人権を新しい規準とする
社会契約説における革命の規準
基本的人権は階級にかわる革命の規準である
基本的人権を規準とする革命の歴史
第7章 平和権的基本権―平和は人権として語られる
平和権的基本権
平和権的基本権と平和的生在権
第8章 もはや現代の国家は自衛権をもたない
自衛権の根拠の否定
平和のための革命権が発生している
国家間以外の戦争と平和のための革命
第9章 平和のための革命運動はどのようにおこなうのか
平和のための革命運動の主体
平和のための革命運動の方法
第10章 冷戦終結は核兵器の拡散をもたらす
軍拡競争と自衛権の論理
冷戦終結と核拡散
第11章 軍隊の空洞化―民衆による軍縮
民衆の武装権と民衆の非武装権
軍隊の空洞化
平和国家の成立と平和国家の連邦体
第12章 平和は独自の政党を必要とする
平和のための革命運動の高揚と停滞の波
二一世紀の革命を準備する少数派の組織化
新しい最左翼政党としての平和のための革命政党
第13章 非武装中立政策と政権獲得は両立するか
社会党のジレンマ
社会党の非武装中立政策
国民はどうして非武装中立政策に不安を感ずるのか
平和のための革命運動の成果と非武装中立政策
第14章 非武装中立政策を放棄して政権獲得を目ざせ!
野党連合政権ができなかった理由
社会党には第一の革命と第二の革命を進展させる任務がある
社会党は“反対すること”を忘れてはならない
野党としての政策を実施するための政権獲得
社会的苦しみから民衆を解放する政策を社会党は示せるか
平和は新政党がになう
社会党は野党連合政権を目ざせ
第15章 “反徴兵法”の制定―平和のための新政党の基本政策
市民運動の連帯―平和のための新政党の組織原則
“反徴兵法”の制定運動を起こそう
終章 「世界を変える日本」にはなれないか?
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