図書ガクドウ ソカイ000031908

学童疎開

サブタイトル1~10
語り伝える京都の戦争 1
編著者名
久津間 保治 著者
出版者
かもがわ出版
出版年月
1996年(平成8年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
268p
ISBN
4876992568
NDC(分類)
372.1
請求記号
372.1/Ku99
保管場所
開架一般
内容注記
参考文献:p259
和書
目次

プロローグ 白い大文字とその時代
昭和十八年八月十六日
忍び寄る戦時体制の暗雲
窮乏化する非常時の暮らし
「隣組」の拡大と統制の強化
「白い大文字」の朝
「少国民」と学童疎開
第1章 朱雀第二校の学童疎開
京都のまちをはなれて
疎開地・綾部での日々
空腹に耐える子供たち
破れ畳の無住寺で
第2章 明倫校の学童疎開
九十九人の「少国民」たち
疎開地での学童の日課
面会のひととき
家族たちへつのる思い
第3章 京都師範女子部付属校の学童疎開
出発の朝の式典
「寺子屋」式の独自教育
野山に食糧をもとめ生米をかじって
引率教師団の苦悩
お山で聞いた「玉音放送」
第4章 七条第一校の学童疎開
「父は戦地へ、僕は疎開へ」
「弁当泥棒」の汚名に泣く
面会にきた父の思い
「脱走」計画の決行
第5章 新洞校の学童疎開
京都府最北端・網野への疎開
「すし詰め」学級と教師たち
日本海岸にも漂う戦雲
全員、再疎開地・瑞穂町へ
第6章 第二錦林校の学童疎開
豪雪の丹後半島へ学童の列
衝撃の空襲と脱走劇
里にうつりて一カ月
疎開地・丹後に訪れた「八月十五日」
第7章 第四錦林校の学童疎開
日本海辺での疎開生活
美談とは縁遠い世界が
最北端の丹後から、最南端の相楽へ
第8章 府内各地へ続々と集団疎開
エピローグ 京都・岡崎動物園の惨劇
本書に登場されたみなさん
「学童疎開」の時代(井口和起)
疎開先一覧、参考文献・地図あり