図書ダイジュウシ シダン シ000031836

第十四師団史

サブタイトル1~10
日本陸軍の精鋭
編著者名
高橋 文雄 著者
出版者
下野新聞社
出版年月
1990年(平成2年)8月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
427p
ISBN
4882860082
NDC(分類)
396.21
請求記号
396.21/Ta33
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第1部 第十四師団の創設
師団司令部、宇都宮に常駐決定
師団創設当時の秘話
シベリア出兵
第十四師団初の戦死者
師団の本格的な戦闘加入
全世界を震駭させた尼港事件
武装解除を武力断行
師団に内地帰還命令
関東大震災に災害派遣
大正軍縮の嵐に揺れる
歩兵第六十六連隊を廃止、同第五十連隊が加入
第2部 満州事変
師団の満州永久移駐を計画
高崎連隊で重大事件、師団内地を出発
風雲急な北満に転進
関東軍の指揮下に入る
馬占山軍を攻撃
歩兵第十五連隊田中大隊の大殊勲
歩兵第五十九連隊の泰安鎮守備隊が敵に包囲さる
泰安鎮守備隊、友軍に無事救出さる
騎兵第十八連隊第一中隊が全滅
師団に内地帰還命令が下る
昭和九年、陸軍特別大演習に参加
二・二六事件に鎮圧出動
第3部 支那事変
支那事変(日中戦争)が勃発
第十四師団に動員下令
師団が永定河を一番乗り
拒馬河(別名・琉璃河)の大激戦
渡河急襲部隊の悲惨
水戸工兵連隊、決死の渡河作戦
第五十九連隊敵に包囲される
第二連隊、第五十九連隊の戦列に加入
第一軍から師団に対する補給皆無
月明下の渡河命令
血みどろの死闘
激闘のすえ敵主陣地を占領
敵は攻撃せずに撤退
世界一の大夜襲
工兵の決死爆破で第十五連隊が突入
騎兵の挺身斥候と輜重兵の活躍
戦場の錯誤と本格的な城郭攻撃
河北平定作戦と騎兵の乗馬襲撃
千対八の騎兵斥候を第二連隊が救出
大黄河から山岳戦に移行
第4部 徐州大会戦
徐州作戦により大黄河渡河命令
悲壮な決意で大黄河を渡河
歩兵と工兵協同で曹州城奪取
補給路断たれ背水の陣
「オトリ」作戦で敵中脱出へ
危機を脱した第五十九連隊
敵大軍の包囲戦始まる
食うか食われるか
師団司令部が第一線に突出
最大の危機を迎えた師団主力
起死回生の黄河円陣
中国軍、黄河を決潰
中牟の水攻め
漢口攻略で師団は陽動作戦
第十四、第百十四両師団が内地帰還
第5部 満州駐屯
師団に満州永久駐屯の命令くだる
ハンダガイ地区の国境警備
苛酷な第一線監視哨の勤務
関東軍特別演習が発令
対ソ戦に備え猛訓練
第6部 大東亜戦争(太平洋戦争)
北満警備から一転して太平洋戦線へ
編成改正後に師団は旅順に終結
奇跡の海上輸送でパラオ到着
パラオ諸島の状況
パラオ諸島に師団が展開
水際陣地か、複郭陣地かで論争
水際反撃から縦深配備で持久戦に
第五十九連隊主力がパラオに転進
集団の打撃機動部隊に任務変更
集団の兵力配備を米軍は知っていた
第7部 決戦
米大機動艦隊パラオ諸島沖に現れる
ペリリュー島に米軍上陸を敢行
上陸米軍に大逆襲を開始
ペリリュー島に増援部隊を派遣
敵の目前に逆上陸を敢行
上陸米第一海兵師団が壊滅
守備隊に昭和天皇の度重なる御嘉尚
ペリリューの組織的戦闘終わる
アンガウル島に二十倍の敵上陸
青池隘路の大攻防戦
アンガウル島守備隊の玉砕
第十四師団の終焉
歴代第十四師団長一覧表・主要部隊記(符)号一覧表・参考文献資料あり