図書シー ゴジュウロク ナンポウ センジョウ オ ユク000031812

C56南方戦場を行く

サブタイトル1~10
ある鉄道隊長の記録
編著者名
岩井 健 著者
出版者
時事通信社
出版年月
1978年(昭和53年)6月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
266,6p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/I93
保管場所
閉架一般
内容注記
付:参考文献
和書
目次

1 インドシナ進駐
黒い貨物船 行先も知らされず
南シナ海を一路南下
津田沼の連隊に入営
白い灯台 ハイフォン港めざして
“平和進駐”の限界
押収したアメリカたばこ
路上運転訓練を開始
賑わうハイフォンの街
中国国境めざして機関車運転
開戦前夜 ハイフォン―ハノイ―サイゴン
列車の前半部が脱走?
現役除隊、即日召集
初年兵の一日
さらにプノンペンへ
十二月五日プラスX日Y時
2 マレー・シンガポール作戦
レールのない線路 微妙なタイ国の立場
大東亜戦争勃発
プノンペン出発
路上運転に切り替え
火を吹く台車
ワンポンでの仕事
負傷車輸送でトラブル
国境の朝露 新任務、マレー進出
タイ、マレー国境を越える
英印軍の遺棄死体累々
発動艇浮上作戦成功
死の静寂 前線で迎えた初正月
軽列車の渡河を支援
クアラルンプールへの道
お迎えは敵襲
遅延列車に正面衝突
地雷を踏んだ列車 南下の友軍を追って
野戦重砲列車転覆の惨事
半島の最南端、ジョホールバール目指して
海峡砲撃戦に遭遇
三角形の日の丸 ジョホールバールへ重列車進出
シンガポールの最期
沸かぬ入場の感激
消えうせたコンロッド
開拓者の姿いずこに マレー東部戦線の復旧へ
落ちうどのごとく
有蓋車にトラックが積めるか!
3 ビルマ戦線
ベッドのある輸送船 シンガポールを後に
航空戦隊とめぐりあう
敵潜情報の無電
破壊されたラングーン埠頭
南十字星の下、C56はゆく 内地からきたC56の組立て
中部ビルマに進出
英帝国統治政策のあと
初めてみた南十字星
高原鉄道 箱根登山電車より急勾配
海抜一〇〇〇メートル
東部戦線を去り、ふたたびラングーンへ
特別任務へ転進
4 泰緬鉄道建設
ニッパ・ハウスイギリスが放棄した計画
鉄道建設の手順
最初の任務「伐開」象の背に乗って タイ国は占領地ではない
内地の香り、『湖畔の宿』
深夜の銃声 レール敷設開始
警官隊に狙撃される
なんとなムチャな大本営命令か
B29をみる俘虜たち
雨のジャングル 『戦場に架ける橋』はフィクションだ
うらみの雨期
バンジョオ・スピード!
結ばれたレール 人海戦術以外になし
昼夜兼行の二交代
国際色豊かなレール
印緬戦線に続々と
ようやく開通式に
灰色の悪魔 ビルマ側泰緬の運行管理
モールメン調査行
敵兵上陸へ備え
さらば泰緬鉄道! 国際色豊かな連結機の悩み
三たびラングーンの街
苦心して集めた連結機が
第四中隊との別れ
5 スマトラ横断鉄道敷設
南十字星ふたたび タイを離れてスマトラへ
スマトラ横断鉄道の必要性
スマトラの土を踏む
避難してくる友軍機
炭鉱と金鉱 資材確保が難事業
輸送指揮官でエンジン修理
炭鉱支線は軽便
機関車第一号試運転
お粗末な空の護り
急坂を登るアプト式蒸気機関車 ブキチンギ、パダンへ
いずこも同じ書類とハンコ
鉄道工場とセメント工場
洋羹を売るカラユキさん
南スマトラ行 ワイヤロープ操作の渡船
ハリマオの光る目
見えかくれする南スマトラ鉄道
蚊と航空隊の街
帰路につく
開通式の日に 虎の復讐
夜のしじまに
悲愴感みなぎる放送
日本敗れたり
6 敗戦・抑留
俺れたちは敗けた 勝者になった俘虜たち
残務整理にパダン工場へ
奇妙な海軍軍人の一団
明 暗 戦犯捜査の情報に接して
帰国の日を待ちわびて
活発化する独立急進派の活動
野菜補給車、独立派の刃に
流れついた遺体
浮草の旅立ち 戦犯容疑指名者でる
マラリア発病
スマトラを離れてマレーへ
バトパハで使役の第一歩
クルアンに移動命令
タースク・ワーク さらにマレー東海岸へ
海岸道路補修が任務
豊富な建設機械
純朴な田舎の住民たち
無線機で知る喜び
ついに「戦犯調査」がやってきた
クルアン飛行場へ撤収
つつが虫病 新任務はイギリス軍兵舎の建設
新生活の知恵
戦犯容疑者を救う途
暗い空気を払うために
真昼の流星 生死の境をさまよう
病院船で故国へ
網で囲まれた中の人
水葬のとき
口絵・付あり