南京大虐殺の証明
- サブタイトル
- 編著者名
- 洞 富雄 著者
- 出版者
- 朝日新聞社
- 出版年月
- 1986年(昭和61年)3月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 334p
- ISBN
- 4022554517
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/H87
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 南京大虐殺否定論者の「史料批判」
南京大虐殺否定論者の新顔
何が「第一級資料」で何が三級以下の資料か
ベーツ博士らの陳述ははたして偽証か
ずさんきわまる東京裁判記録の読み方
資料集や拙著をまともに読んでいない
ティンパーリーの編著は「怪しい」か
「档案」の一部がティンパーリーの創作とは
フィッチ日記抹殺論のあてずっぽう
中国側も外国人も大虐殺を重視しなかったか
スミス推計をなぜ証拠として出さなかったか
慈善団体の埋葬報告ははたして偽証か
映画『東京裁判』にまぼろしを見た人たち
抽象的批判への抽象的反論
第2章 日本側資料に見られる中国軍の甚大な損害
南京保衛軍の兵力は約五万か十万以上か
南京城内の「便衣兵」ははたしてゲリラか
中国兵処刑とその数に関する「否定派」の見解
日本側資料による捕虜・「便衣兵」処刑の計数
第3章 「南京大虐殺の数字的研究」の非論理
陥落後の「人口増」を誤認して大虐殺を否定
南京の「常住人口」を過小視して大虐殺を否定
スミス推計による市民死亡者数考察の当否
中国兵虐殺数の引証資料批判に対する反批判
「档案」の人的損害の数字的考察は意味がない
スミス推計による市民死亡者数考察の当否再論
「档案」の四万体は「非武装人間」の虐殺数
中国軍民虐殺数の板倉氏の計算は定着か
第4章 松井司令官は南京大虐殺を知らなかったか
松井司令官も記者も知らなかったという珍説
『支那事変日誌抜萃』翻刻本の奇怪な改竄
南京大虐殺発生当初の外国諸新聞の報道
松井司令官は南京大虐殺を知っていた
従軍記者の大虐殺実見記ははたして偽証か
松井司令官は将兵の残虐行為を泣いて叱った
新聞報道とはうらはらな南京の市民生活
第5章 明確な残虐行為までも否認する強弁
「死体橋」は実際に存在した
日本軍兵士の焼き払いの事実まで否定
伍長徳証言をウソときめつける無残
終章 大虐殺否定論を圧倒する日本軍将兵の証言
新たに知られた中国兵虐殺の記録・証言
中国兵虐殺は軍命令によることを示す新証拠
非戦闘員の組織的・無差別的虐殺の新証言
アジアで生きるための反省を
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