レイテ涙雨

米大艦隊レイテ湾に
上陸米軍と交戦の第十六師団
砲爆撃のあと米軍上陸
第十四方面軍と第三十五軍
男の負い目
北満から第一師団南下
レイテ戦の情報不足
連隊旗を焼いて玉砕の第三十三連隊
第十六師団孤立
増援部隊続々と上陸
揚陸の日本軍反撃を開始
第二十六師団の総攻撃
陣地を撤収、後退
包囲網縮める米軍
運命の百六発目
飛行場特攻とその終末
落下傘部隊降下す
飛行場制圧もつかの間
オルモック血戦
新鋭銃に驚く米軍
日米携帯食料の違い
リモン峠の血戦
非戦闘部隊の嘆き
独歩第十一連隊第二大隊全滅
悲運の静岡独歩第十三連隊
傷つき捕われ収容所へ
ついに遊兵となる
友軍の白骨死体も
退却命令に浮き足立つ
レイテ戦これまでの経過
七人の証言者
セブ島への脱出
ルソン島の戦い
ＰＷ１１１８番
白骨街道を越えて
米兵の日本語教授に
捕虜の心の痛み
歓喜峰の最後、レイテ戦終わる
帰国、母と涙の再会
書き綴ったレイテ戦記
遺族の執念
泉会の結成へ
慰霊碑を建立
生き残った者の苦しみ
新編成でレイテへ
原隊に思いを馳せて
レイテの遺骨収集始まる
戦跡巡拝の旅
第十六師団関係の戦友会
兄戦死のレイテに石地蔵
曙光新聞の復刊
妻の戦争は終わった