図書オキナワ ヒグウ ノ サクセン000031647
沖縄悲遇の作戦
サブタイトル1~10
異端の参謀八原博通
編著者名
稲垣 武 著者
出版者
新潮社
出版年月
1984年(昭和59年)6月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
250p
ISBN
4103531010
NDC(分類)
916
請求記号
916/I52
保管場所
閉架一般
内容注記
付:主要参考・引用文献
和書
目次
第1章 青雲の志
古着の新入生
母のない家
大正デモクラシー
CとD
語学の問題
原隊を失う
旅順へ
第2章 参謀将校の道
陸大最年少の学生
塞翁の馬
アメリカ留学
二・二六事件
陸大兵学教官
異端の兵学
第3章 タイ・マレー潜入
雑貨商に化けて
タイ抱き込み工作
日米戦争への道
田村武官の苦悩
はやる南方軍
晩餐会の奇計
姿見せぬピブン首相
バンプー街道
平和進駐成る
第4章 左遷
悶々の情
対ソ戦一色の陸大教育
すね者
アメリカの戦争機械水陸両用作戦
第5章 沖縄へ
三等軍参謀
俊寛
航空要塞
兵力集中を説く
戦備整う
決戦計画
第6章 育つ悲劇の種
飛行場か陣地か
硫黄島の戦訓
ふりかかる火の粉
那覇大空襲台湾沖航空戦
虎の子兵団抽出
第7章 決戦から持久へ
ボタンのかけちがい
新作戦計画
自戒
サソリの二つのハサミ嵐の前の静けさ
島民疎開
第8章 戦雲迫る
増派中止
「必勝の途」パンフレット
サンゴ礁をペトンに
砲兵の集中運用
陸海軍作戦の分裂
つのる空軍の不満
張り付け特攻ならず
最後の手紙
第9章 米軍上陸
エープリル・フール
八原孤立
激論
攻勢中止
米空母部隊の防禦力を低く評価
夜襲失敗
もぐら暮し
第10章鉄と血の闘い
耕す戦法
洞窟陣地と馬乗り戦法
軍主力北上
参謀長の涙
粘着力
最後の攻勢失敗
神参謀、本土へ
第11章 敗亡
戦線崩れる
初めての根回し
後退作戦の是非
悪天候と敵の油断
断末魔
生死の関頭に迷う
戦陣訓の呪縛
沖縄戦の決算
第12章 脱出
難民に化けて
嘲笑う幻影
危機一髪
身分露見
敗戦を知る
第13章 苦渋の戦後
死の誘惑
傷心
父帰る
貧窮問答
衰えぬ情勢観察力
参考・引用文献あり