防人の詩 比島編
- サブタイトル
- 悲運の京都兵団証言録
- 編著者名
- 京都新聞社 編者/久津間 保治 執筆
- 出版者
- 京都新聞社
- 出版年月
- 1976年(昭和51年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 431p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Ky6
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 その前夜
京都伏見・第十六師団
京都の灯をあとに
歓呼なき征途への門出
雄大な作戦構想
進攻準備完了
第2章 開戦
ホノルルの朝
極東米空軍の壊滅
甲板包む大合唱
第3章 マニラへ
激浪のリンガエン湾
無人の町へ
第4章 戦場
静寂のラモン湾
クリスマス・イブの惨状
戦場の素顔
第5章 生と死と―
上島支隊の南進
ダバオの日本人たち
戦場の別天地
水と食糧と弾薬と
戦死公報の怪
第6章 遺骨を抱いて
並進する二本の錐
兵士迎える日の丸の波
第7章 バターンへ
安易な情勢判断
一狙撃兵の戦死
戦野に流れる読経
第六十五旅団の派遣
バターンの密林内へ
第8章 ナチブ山
大樹海への前進
防衛陣への白兵突撃
肺の傷口から紫煙
密林の中、補給路断つ
再び迂回、北行へ
一週間の絶食を脱し
第9章 玉砕
バターン半島西海岸
洋上奇襲上陸作戦
洞穴襲う猛砲火
歩兵第二十連隊第一中隊
カナス岬の激戦
洋上の伝令兵
恒広大隊の最期
カナス岬の惨劇
木村大隊壊滅す
三木大尉の遺書
北帰行
第10章 屍山血河
大本営の焦燥
歩兵第二十連隊本部の南進
連隊本部、密林内に孤立す
第十六師団司令部の焦燥
重囲下からの撤退
密林内の敗走
全滅寸前、友軍のラッパ
「我いま、ナチブ山上にあり」
第11章 カポット台の死闘
巨砲の標的下へ
大流血戦の幕開け
六個中隊、白兵突撃す
歩兵第九連隊、全滅に瀕す
撤退命令
第12章 第十四軍参謀長の罷免
強硬派対持久派
本間軍司令官の苦衷
持久態勢下の両軍
補強動員令下る
第十六軍ジャワ島進攻へ
第13章 バターン第二次総攻撃
大砲兵戦への準備
第四師団の決死隊
火砲三百門、一斉に砲撃
第十六師団に「急追」の下命
現れ出た七万余の投降兵
バターン攻略戦の終幕
「生」と「死」の行進
第14章 コレヒドール要塞攻撃
東洋のジブラルタル
砲兵陣地の猛射開始
マニラ湾海戦
コレヒドール島への強襲上陸
友軍誤射の大殺戮
「玉砕」寸前……米軍降伏す
第15章 バターンの落日
戦友の遺体を求めて
バターンの残映
戦史の暗部
登場将兵名簿・参考文献
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