図書クニ ヤブレテ000031639

国破レテ

サブタイトル1~10
失われた昭和史
編著者名
村上 兵衛 著者
出版者
サイマル出版会
出版年月
1983年(昭和58年)10月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
349p
ISBN
437730612X
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Mu43
保管場所
開架一般
内容注記
著者の肖像あり 主な出来事―年表・主な参考資料:p343~349
和書
目次

1 パリ講和会議―新興日本の登場
「英米本位の平和を排す」
アジア覚醒の先兵
日本の平等案否決
“ジャングルの掟”のなかで
2 満州事変―孤立化へのみち
日本の“生命線”満州
引き返し不能の賭け
陸軍“革新”の潮流
湧きあがる排外の論調
3 五・一五事件―“問答無用”の凶弾
政党・財閥を殺せ!
貧窮にあえぐ国民
「政党政治」の終焉
奇蹟は起らず
4 二・二六事件―準軍事国家へ
青年将校と北一輝
激昂する天皇
飽くなき“軍部権力”
5 日中戦争―近衛の登場と危険な泥沼
国民あげての期待
関頭に立つ蒋介石
名分なき戦争
「蒋政権を相手とせず」
6 最後の日米交渉―開戦前夜
「バスに乗り遅れるな」
難航する日米首脳会談
運命のハル・ノート
7 真珠湾―緒戦の大勝利
「ニイタカヤマノボレ」
遅れた最後通牒
創られた神話―真珠湾の汚辱
マレー半島進攻
戦線の拡大―協力と抵抗
8 二つの島―ミッドウェーとガダルカナル
蹂躙されたアメリカ民主主義
史上最大の海空戦
米軍の本格的反攻
科学主義と練磨主義の戦い
9 東条内閣の崩壊―忍びよる敗戦の影
「生きて虜囚の辱めを受けず」
艦船・航空機の欠乏
「大東亜会議」の意味するもの
本土防衛線やぶる
10 神風の発進―起死回生の賭け
米軍フィリピンに進攻
目覚ましい戦果
地獄の島と東京大空襲
太平洋最後の陸上戦闘
11 敗北の日―嵐は止まず
老宰相鈴木の登場
原爆投下とソ連の侵攻
天皇再度の決断
最後の“死者”の列
12 米軍進駐―その光と影
マッカーサーと天皇
やって来たニューディーラーたち
五日で書かれた新憲法
“日本株式会社”のスタート
バラックで聞く“絞首刑”
13 回復のとき―よみがえる日本
あいつぐ“怪事件”
大戦の余波―第三世界の出現
残された人びとの試練
新しい戦争のなかで
年表・参考資料あり