赤柴八重蔵追悼録
弔辞(葬儀委員長・澄田賚四郎、近衛及び第五十三軍代表・小野打寛、歩兵第十聯隊将兵代表・末永光夫、陸軍
巻頭の辞(陸士第二十四期生会々長・澄田賚四郎)
刊行御挨拶(赤柴元五郎)
第1章 幼年学校及び士官学校時代
中央幼年学校及び陸士在校時代を中心として(澄田賚四郎)
同期生として大阪幼年学校時代の思い出(高山亀郎)
赤柴老先生に奉る弔辞(村田宗太郎)
第2章 鳥取(40i)大邱(80i)時代より陸大を経て陸軍省恩賞課時代
鳥取、大邱勤務時代
鳥取第四十聯隊時代の回想(長沢貫一)
赤柴閣下在邱当時の思い出(西田繁蔵)
赤柴八重蔵閣下を偲ぶ(大曲喜四郎)
陸大時代
赤柴さんの思い出(辰巳栄一)
陸大同期生としての想い出(三原修二)
赤柴将軍を憶う(磯矢伍郎)
赤柴さんとの思い出(高島辰彦)
陸軍省恩賞課時代
赤柴さんの想い出の一齣(村山一馬)
満洲事変功績調査班長に抜擢の経緯(山崎正男)
第3章 野戦参加、歩兵第十聯隊長時代
赤柴部隊の戦闘概要を中心に(石井寿男)
故赤柴聯隊長殿を偲ぶ(末永光夫)
よき上官にめぐまれ(岡清三郎)
赤柴聯隊長の指揮統御(大熊延之)
一冊の古いアルバム(登東洋夫)
歩兵第十聯隊補充隊長の思い出(山根次郎)
颯爽たる人(赤毛会報編集室)
あの感激の握手(西中晃)
香水と野戦小隊長(土光茂樹)
最初のカミナリだったか(岡崎速)
「戦場の常だ。動じな」(山下武市)
豪胆な後姿(脇本喜一)
野グソの番兵(菊山隆一)
「聯隊長は辛い」(岡田登)
その一瞬の光景こそ(松田利通)
聯隊長の思い出(黒住二郎)
三つの思い出(森岡安太)
堂々たる後姿(星島光左衛門)
泰然たる姿(中塚陸平)
人生の師(岡崎滉)
私は二度叱られた(笠原桃之進)
部下に温、自己に厳(穂崎乃木)
鬼部隊長のおやさしさ(江田八恵子)
投石は誤報です(寺岡良忠)
赤柴聯隊長について(故中力菊太郎)
憶い出の言葉(八木博)
追悼記(菊地光明)
赤柴聯隊長を偲ぶ(曾根崎勝人)
岡山歩兵第十聯隊長としての赤柴大佐(中尾金弥)
第4章 士官学校生徒隊長・幹事時代
職員追悼記
赤柴将軍を偲ぶ(菊地三郎)
赤柴将軍との因縁(西本英夫)
陸士御在職時代の想い出(乗兼悦郎)
赤柴将軍と私と中家(山崎孝三)
赤柴陸軍士官学校本科生徒隊長(中尾金弥)
陸士本科幹事としての赤柴少将(中尾金弥)
赤柴生徒隊長の追憶(内山一弥)
赤柴閣下の思い出(山本巍)
赤柴さんを偲ぶ(小林友一)
教え子の追悼記
想い出(第五十一期生)(長嶺秀雄)
厳父にして慈母(大元重夫)
将軍の統帥心理(浅野祐吾)
体罰の範例を身を以て教示された話(第五十二期生)(藤林伝吾)
閣下と戦傷の新品少尉(松江勝馬)
赤柴生徒隊長と第五十二期生(柴田寿彦)
赤柴生徒隊長を偲んで(第五十三期生)(押田敏一)
見事な倒産(増田忠久)
将軍に戦史研究の態度を学ぶ(森松俊夫)
思い出のつれづれ(第五十四期生)(岸実)
賞めてくれる親爺(役山明)
赤柴さん(渡辺秀二)
赤柴将軍と私(第五十五期生)(荒武禎年)
第5章 満洲第二十五師団長及び近衛第一師団長時代
第二十五師団長時代
同期の師団長と聯隊長(桑折勝四郎)
第二十五師団長時代の思い出(吉村蔵五郎)
第二十五師団長の赤柴閣下(水谷勝人)
教育者と指揮官とは区別された25D長時代(山瀬寿郎)
近衛第一師団長時代
赤柴師団長靖国神社を戦災から護る(山崎正男)
師団長と参謀長とが同時に転任(山崎正男)
赤柴閣下の忠霊に哀悼を捧げその御人格を偲ぶ(吉松秀孝)
近衛師団長時代の思い出(橋本賢次)
赤柴さんを偲んで(賀陽邦寿)
赤柴先生を敬慕して(一宮友一)
赤柴師団長を偲ぶ(森脇克己)
赤柴さんの温容(武田功)
思い出すことども(大久保利通)
おやじさんを偲ぶ(川崎嘉信)
第6章 第五十三軍司令官から終戦、その後の時代
軍司令官としての赤柴将軍(小野打寛)
合縁奇縁(大橋武夫)
赤柴閣下の思い出(青木香)
鳴呼、赤柴八重蔵将軍(本間淳治)
赤柴閣下追悼文(山本明)
赤柴八重蔵閣下の思い出(阿部長蔵)
閣下とのふれあい(松村幸蔵)
将軍の御麾下に参じて(白仁進)
ピンタと雨の中の閣下(福沢ふく子)
閣下と黒い碁石(市川すみ子)
白百合の花とカンナの花(根岸昌子)
閣下のやさしさに触れて(加藤あや子)
赤柴閣下を思う(加藤その子)
第7章 戦後の開拓農及び商社勤務時代
農耕時代の赤柴将軍の思い出(江波茂)
開拓の思い出(若林勇)
農耕を共にした時の思い出(小倉すえ子)
帰農生活の赤柴将軍(中尾金弥)
商事会社の会長・赤柴さん(織田治生)
禍転じて福となる(赤柴元五郎)
第8章 晩年の残照時代
赤柴将軍を偲ばんとして(井関年雄)
学校史の編集と赤柴将軍(山崎正男)
赤柴閣下の温情を偲ぶ(平岡頼造)
晩年の赤柴将軍と52期生(小田博正)
赤柴八重蔵閣下を悼む(近藤豊信)
八重蔵さんの思い出(菊地政次)
赤柴の叔父様と母(中西登美子)
私の太陽(岩藤経子)
叔父赤柴八重蔵(高原友生)
父と共に三十一年(赤柴元五郎)
葬送の譜(矢代堅二)
弔雄魂(漢詩)(露木繁雄)
般若心経(写経)(桜井徳太郎)
歎徳文(大僧正・上村正義)
口絵あり、年譜あり