大機物語
序(山崎元幹)
序(安達禎)
序(岡雄一郎)
2、 大機創設から再発足まで
大機の創設
大機の再出発
日本車輛との提携
大機再発足社員採用第一号
起きて居る間が勤務時間だ
新米販売主任
高田専務と朝起競争三年
3、 血みどろの註文獲得の思出
大連西広場教会の鉄扉
君は淋病をしたことがあるか
鉄管の出血逆輸出
大根はいらんかね
はい ちようどになりました
船山に登る
トウ昂線の新設に車輛売込競争
撫順製油工場の建設
鋼製客車の走り
欧米輸入車輛大連を素通り
瀋海鉄路客車の入札
4、 大機の基盤漸く固まる
満洲に山条景気
大機資本の復元
電信柱に花が咲く
張作霖爆死事件
5、 満洲事変以後
満鉄線包囲態勢の完成
満洲事変に直面する
瀋海鉄路客車の契約
精機工場の新設
軍縮の反動
山西に中国の新らしい姿を見る
あこがれの中支へ
空の初旅
満洲久保田鋳鉄管の創設
大機社員養成所と青年学校
装軌車輛と内燃機工場の新設
ミカド型機関車一号完成
華北車輛創立の経緯
6、 太平洋戦争以後
緒戦の思出
学徒動員
大機最後の増資
資材なき宿舎高安荘の建設
司令室
巨星ついにおつ、高田社長逝く
大機社長問題の半歳
敗戦社長
7、 日本遂に敗退す
終戦の詔書を拝して
ソ連軍による設備撤去
大機三十年の歴史に終止符
中国職工総会との折衝
大機日本人労働組合
ダイヤモンド事件
8、 敗戦の大連
大連と大機
ソ軍進駐と日人青年奉仕団
大連日本人労働組合
街頭血で血を洗う
腕時計
カントクエン
ラーメン屋のオヤヂになる
9、 祖国に帰る
引揚船の思出
新橋の事務所は健在だつた
浪々三年
大徳商事の創設
10、 大機年譜と最終状況
12、 高田社長と恩師石原先生
13、 随筆のうちから
国際平和議事堂建設私案
亜細亜の興隆について中日の同志に訴える
“陛下の御為めに”ということ
興亜綜合技術大学創設の夢
略史あり