評伝北一輝

第１章　中央への挑戦
冬の海
上野帝国図書館
発売禁止の懸念
思想の変革にむけて
純正社会主義の立場（１）
純正社会主義の立場（２）
純正社会主義の立場（３）
第２章　『国体論及び純正社会主義』の思想
「社会主義の経済的正義」
精神的貴族主義者
「社会主義の倫理的理想」
個人主義者北輝次郎
「生物進化論と社会哲学」
国家主義と世界連邦と
女性論および恋愛論
人口論そして宇宙目的論
「所謂国体論の復古的革命主義」
国体論＝革命論
乱臣賊子論
政治的ロマン主義の成立
「社会主義の啓蒙運動」
革命論＝ユートピア論
第３章革命と亡命と
世間沸騰
発禁ならびに印本差押え
憤りの日々
分冊出版
革命評論社同人
革命的暗殺者への途
亡命としての支那革命
中国革命同盟会への加盟
革命評論社の解体
第４章　支那革命にむけて
宋教仁との結合
つんぼ桟敷
日本社会党と支那革命
間島の領有問題
支那への密航の失敗
大逆事件
大陸へ