玉砕を禁ず

序言（宇都宮直賢）
第１章　旭兵団
輸送時の大損害
任務の変更
旭兵団の新配置と大盛支隊
方面軍と兵団との主陣地構想の相違
第２章　カバルアン丘
戦闘準備
落合工兵中隊の急派
戦闘はじまる
比嘉小隊全滅
重見戦車旅団の展開
落合工兵隊の去就と撤退命令
第３章　国道３号線―マニラ街道
横田、岩重小隊全滅
落合隊脱出
謎の救援隊
畠中挺身隊出撃
重見支隊玉砕
第４章　死闘
両中隊長戦死
ある小隊の蒸発
和田野砲小隊最後の奮戦
第５章　極限、脱出と挫折
松村軍曹脱出
大盛支隊長の訣別電報
支隊最後の奮戦とアメリカ軍の苦戦
大隊解散脱出
支隊長生還
支隊の悲惨な最期
支隊の果たした役割
カバルアンの戦いのまえに（落合秀正）
付録・参考書目あり。