占領軍の犯罪
猪俣さんのこと(中野好夫)
鹿地事件との出会い
突然の訪問者
鹿地失踪の報道
山田善二郎と対面
当事者の証言
キャノン機関・CIA・鹿地亘(山田善二郎)
キャノンの家で……(猪股昭次)
山田善二郎君の救出(明保昌)
鹿地亘救出の裏方(長谷川敏三)
事件公表と鹿地の釈放
国警長官に救出を依頼
記者会見に踏みきる
鹿地釈放の報
鹿地の委任状とメッセージ
斎藤昇『回想記』の虚偽
法務委員会での緊急質問
当時の衆院勢力分野
不法監禁事件への追求開始
証人喚問と米軍当局の声明
苦心した鹿地との会見
早朝の記者会見
鹿地亘、国会証言に立つ
鹿地亘の経歴
鹿地亘証言(第一回)
内山完造、斎藤正太郎の証言
内山完造と中国
内山完造証言
アメリカの情報機関
斎藤正太郎証言
国会証言の反響
二重スパイ、三橋正雄の出現
突如、スパイ問題起こる
CIAの犯行を伝えた外電
ジャーナリズムの変化
告発者から被告人へ
鹿地の反論
三橋逮捕と「鹿地自供書」
三橋正雄のスパイ歴
過熱状態のスパイ報道
自殺した佐々木元大佐
三橋の自供とスパイ処罰法
鹿地亘、沖縄連行を証言
二人だけの深夜の面談
鹿地亘証言(第二回)
鹿地をねらっていた米情報機関
鹿地夫人の証言
日中友好協会をめぐる暗い策動
CIAの対中国秘密工作
三橋自首の裏面
スパイ問題と国民感情
露呈した日本側の情報機関
非協力に終始したアメリカ当局
明るみにでた曙丸事件
アメリカ当局の回答書届く
「鹿地自供書」の内容
「ハガキ紛失事件」発生
占領軍行政をめぐる質疑
再度の質問状送付
アメリカ当局の最終回答書
衣笠丸事件と塩谷栄三郎
怪人物の来訪
キャノン機関との密約
「本郷ハウス幽囚記」から
偽装密輸船工作を暴露
不可解な三橋裁判
素顔を見せた三橋
失敗に終わった病状診断
「ハガキ紛失事件」の奇妙さ
三橋陳述の異常なる記憶力
鹿地の反駁
老スパイの肉声
帝国電波の正体と実刑判決
下平富士男の告白
スパイにされた少年、板垣幸三
“第二の鹿地事件”
鹿地の潜行と逮捕状
板垣幸三の数奇な履歴
板垣幸三証言
ビクター・松井の指令について
キャノン機関を引き継いだ韓国人
延禎という人物
板垣幸三証言(続)
下山事件と“吉田発言”
白熱の鹿地・三橋対決
超満員の傍聴者
鹿地亘、三橋正雄証言
世論の反応
法務委員会の結論
委員会内での論争
「不法監禁の疑いあり」
事件の終局、鹿地に無罪判決
渡米中の挿話
鹿地裁判の事実経過
参考文献あり