図書カントウグン ハイボウキ000031244

関東軍敗亡記

サブタイトル1~10
編著者名
小松 茂朗 著者
出版者
図書出版社
出版年月
1987年(昭和62年)10月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
261p
ISBN
NDC(分類)
913
請求記号
913/Ko61
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

第1章 暗い運命
昭和二十年八月、満州
女性にも悲しい運命が
望郷
獲物は女と時計
第2章 受難の日々
生と死の間
また逢う日まで
女性の捕虜もいた
満蒙開拓青少年義勇軍の受難
命を捨てて貞操守る
ダモイは嘘だった
第3章 張子の虎―落日の関東軍
兵力転用、戦力なき軍隊
大本営決定の外見的兵備
居留民をなぜ後退させぬ
ソ連参戦予測の甘さ
弱者ゆえの願望
静謐確保を誤信
ソ連参戦の時期判断誤る
無理が通れば道理ひっこむ
第4章 関東軍の崩壊
総司令部、新京―通化を往復
通化の態勢も整わず
関東軍総司令部の立場
時期を失した居留民対策
総司令官の不在で混乱
予備士官学校生の肉弾攻撃
「最後に帰って」と願う山田夫人
第5章独断専行した駐蒙軍
人間、根本博
駐蒙軍司令官となる
大本営に堂々と反論
ソ連軍侵入す
引揚げ完了まで陣地死守
一生一度の大バクチ
降伏勧告の軍使を追い帰す
第6章 七十五万邦人の生還
終戦
人間愛で統率
自衛戦闘は妨げず
決断の時きたる
軍使を派遣、時間を稼ぐ
沖森通訳、身を犠牲にしても同胞を
たとえ逆賊と言われようとも
さらば張家口
北支の邦人七十五万を帰す