図書アル イゾク ノ ニニロク ジケン000031234

ある遺族の二・二六事件

サブタイトル1~10
半生の記
編著者名
河野 司 著者
出版者
河野道思
出版年月
1990年(平成2年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
449p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ko76
保管場所
閉架一般
内容注記
特装限定版 河出書房新社昭和57年刊の複製
和書
目次

第1章 平穏な日々
生立ち
学生時代のあれこれ
第二の人生への出発

第2章 波乱人生の幕開け
護国仏心会の設立
二・二六事件因縁の人々
遺家族訪問―対策と資料蒐集
受刑者の調査と家族宅の慰問訪問
二・二六事件の将校たち―自決者と刑死者の死後
満州落ち
海南島での六年間

第3章 新たなる苦難
賢崇寺の罹災
坂井中尉生存説のニュース
『湯河原襲撃』の公表
戦後、栗原勇氏との連絡再開
仏心会の再興
「二十二士之墓」建立の悲願
立野信之氏の『叛乱』との握手
芝浦親分衆とのつきあい
勾坂検察官の死
善通寺に平石看守を訪れる
陸軍省保管の遺書綴還る―日本国土開発役員落第記
弟、正五の非業の死

第4章 執念の結実
『二・二六事件』の刊行
大赦報告墓前祭
「磯部浅一行動記」仏心会へ
刑場跡、初の慰霊祭
刑場跡地一角払下げに成功
二・二六事件記念慰霊像の建立
宿願達成の日
熱海、自決現場の慰霊祭―三十年目の再会
三十五回忌法要と殉難警察官遺族の参列
三島由紀夫氏の合祀
元皇族賀陽恒憲氏を迎える
藤田俊訓師の死
事件満四十五周年記念追悼法要
二十二士諸霊墓参行脚