図書アクマ ノ ホウショク000031166

悪魔の飽食 第3部

サブタイトル1~10
編著者名
森村 誠一 [著]
出版者
角川書店
出版年月
1983年(昭和58年)8月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
235p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Mo56/3
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
正,続の出版者:光文社
和書
目次

序章 第三部の意図

第1章 北京の朝―朝鮮戦争との関連
銀輪の大群
米国製細菌爆弾
米空軍将校の証言・1
米空軍将校の証言・2
歴史の逆縁的証拠物件
服務員は不服員

第2章 平房の落日
七三一部隊の故郷
レジスタンス作家の証言・1
不戦の聖地
五十一年目の握手
戦争悪の素地

第3章 七三一の現場検証
第一棟
特設監獄
中・ソ合同調査団
マルタ小屋勤務表
マルタの講習会
第三の煙突
悪魔の原型―ボイラー室跡
冷凍副調整室―吉村班跡
双生児地下室
乾燥菌弾子
失われた故郷

第4章 悪夢の証言
七三一部隊の沿革
七三一式“便刑”
白武斌証言―七三一部隊の処刑人
反戦要素駆逐システム
「匣床の刑」恐怖の水責め
「鬼」の行方
ペスト禍の村
連続する悪夢
七三一の立地条件
上級隊員銘々伝
多士済々の解剖名手
七三一の“史蹟”めぐり
愚かなる歴史の反復

第5章 七三一部隊の兵站(補給)都市―ハルビン
前事不忘記念館
日本領事館―七三一罪業中継所
地下拷問所
風化する白樺寮
素顔の中国料理
再生した伝家甸
七三一実写フィルム
旧怨との訣別
七三一の脊髄
八面房の秘密

第6章 馬と車の歴史的因縁
役畜殺戮本部の跡
第一〇〇部隊の置き土産

第7章 北野政次の罪跡
日本軍事医学のメッカ
人間のカツオブシ
北野式生類憐れみの令
自家製の人体実験
針金の骨接ぎ
レジスタンス作家の証言・2
屍山血河の村

第8章 正しい方向への団結を
能力の序列
国共論争
一期一会の涙

最終章 「悪魔の飽食」の理念
内因性狂気
「国のため」のかげに隠れた個人の戦争悪
闘いの理念
疑似家族体制下の家長
自衛隊に対する重すぎる要求
一期一会の実録

別章 誤用の経緯
写真誤用問題の経緯
言論表現の自由への制約