胸に穴があいた
- サブタイトル
- 女子挺身隊員の記録
- 編著者名
- 女子挺身隊豊川二十年会 編者
- 出版者
- 女子挺身隊豊川二十年会
- 出版年月
- 1969年(昭和44年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 276p
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/J78
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
「詩」
読みつがれるこの内容
その日
はじめに
第一章 女子挺身隊結成
女学校の入試
大詔奉戴日
校内の戦時体制
女子挺身隊募集
女子挺身隊の動員及管理
動員令書
第二章 動員の強化
動員署と農業団体の対立
動員回避
女子挺身隊「非国民といわれて」「こゝにも仏様が」
学徒動員「風船爆弾」
学校工場
食糧事情
第三章 軍需工場
豊川海軍工廠の沿革
入廠
血判の嘆願書
第四機銃工場
深夜業
睡魔との斗い
組長
殴打
郷愁にたえかねてよみしもの
指導的役割を果した青年隊
めくら蛇におぢず
武器づくりを拒みつづけたS
応召兵の壮行式
第四章 寮生活
隊長として
海軍精神
歩調とれ
五分前、五分前の生活
足に針がはいった
母よりの手紙
おしゃれ
あきらめのうた
無断外出
のみ攻め 夜襲
白菜いための中に虫がゴロゴロ
ふかし芋の買出し
病気
肉親の死
ひとかけらのチョコレート
帰省願
実らなかった恋
寮長として
第五章 間近い敗戦
材料まち
鉛のような沈黙
空襲
息切れがして走れない
木の葉のような機体に日の丸
国が滅びる前兆
B29と対決
またおいでなすった
工場疎開
「お前達は疎開して助かれ」
空腹に堪えかねて
材料がこない
燃えさかる中を信州へ
第六章 猛爆 運命の日の八月七日
負傷者の群
日本刀をふりかざした体が真二つ
胸に穴があいた
将棋倒し五百人
焼跡にたつ狂人
抱き合って死んだ年少工
死体に光る腕時計
貫通銃創の太ももからウヂ
脱出
帰郷
看護精神
第七章 尊い犠牲
遺体処理
骨箱にかけた振袖
鈴木百々代さんを偲んで
糸のようにやせおとろえて死んだ百々代さん
笠井富美子さんの御遺族を訪ねて
柳沢文子さんの御遺族を訪ねて
故柳沢文子さんの遺せる歌
御母上のよめるうた
白木の箱に毛髪三本のみ
故仁科保子さんの面影
ヤッちゃん 文ちゃんはもういない
遺骨箱を抱いて
故土屋昭江さんの遺品より
死亡当時の模様を友人より知らせた手紙
土屋さんの父上の手記
土屋さんの生家を訪ねて
「かあちゃん帰えって来たよ」
故岡村梅子さんの御遺族を訪ねて
仏壇に妹の骨箱が
第八章 再び焼土にたちて
ニ十一年ぶりに豊川工廠跡を訪ねて
ニ十一年ぶりに豊川を訪れる
廃墟に咲く花
資料収集
豊川駅に元寮生を迎える
第九章 反省
子供達は死なせない
絶対くり返してはならない
二人の男の子の母として
命を大切に
挺身隊を断念させた恩師
青春を灰色にぬらないで
軍国主義教育
私たちの学んだ小学校時代の教科書
一、歴史教科書の改変
ニ、修身教科書の改変
沖縄の恐怖
第十章 次の世代との対話
高校生との対話
職場に働く若い世代との対話
大学生との対話
我が子との対話(中学生)
年表
寄稿及記録提供者名簿
御遺族名簿
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