図書タイメン テツドウ000030977
泰緬鉄道
サブタイトル1~10
戦場に残る橋
編著者名
広池 俊雄 著者
出版者
読売新聞社
出版年月
1971年(昭和46年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
430p
ISBN
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/H71
保管場所
閉架一般
内容注記
折込図1枚
和書
目次
自序
南方戦場、世紀の建設記録(稲葉正夫)
一 人外境の新幹線
プロローグ
虎と、コレラ菌と、ジャングルと
建設の発想が成るまで
下令以前の青写真
ニ 四一五キロを模索して
神速のマレー鉄道作戦
「インド洋には、漣も立っとらん」
最後の具申もむなしく
服部中将、独断準備へ
恵まれたデータの確保
日量三千トンと殊勲のC五六
着手目前、首脳陣の急変
三 迫りくる大消耗
興ざめ、大本営の重い腰
兵站の不備にこまねく手
建設初動期のつまずき
招かざる千客万来
お粗末きわまる収容所の編成
紳士国の兵と対話集会
ジャングルに咲く練兵魂
陸相訓示の〝含み〟ということ
魔の川・シッタンをついに越える
四 いけにえの雨・いけにえの河
不可解な算術へ作文答申
将軍と参謀、死の視察行
能率発揮のガン・命令系統
パニックと対決する両連隊長
就労予想の大誤算
義務の俘虜、金ずくの労務者
象が助けた拙速の極限
悪戦苦闘への追い打ち
連続パンチ、減食にコレラ禍
五 長恨に立つ金字塔
禍根残した〝対米遵法回答〟
日本政府の対戦犯姿勢
朝令暮改のあげくに工期延長
就労、ついに一割を切る
病いにムチ打つ高崎司令官
泥にのまれて、牛車数千両
十月十七日…精神力のゴール
六 大森林のむせび
夏草に残る〝大いなる遺産〟
石田司令官と弘田大尉
辺境の人柱として
積年の弊・派閥抗争の果て
付録
本文関係文書・資料
弘田栄治遺稿『死ぬ迄』
あとがき