日本外交史　２０

序に代えて（上村伸一）

第三章　日華関係の危機迫る
両国関係の険悪化
概説
対日テロ事件続発
成都事件
成都事件と国交調整の交渉
当時の情勢
成都事件と国交調整の交渉
綏遠事件で交渉打切り
日本の華北政策と日華関係の危機
日本の華北政策
日華関係の危機化

第四章　華北（北支）事変
蘆溝橋事件から華北事変へ
蘆溝橋事件

第五章　日華（支那）事変
上海事変から日華事変へ
第二次海上事変
華北戦線
事態拡大
日華事変と国際関係
イギリス関係
アメリカ関係
ソ連関係
国際連盟と九国条約会議
対莊和平の失敗
和平問題
中国の動向
内閣の改造と和平の再開
事態拡大
新政権の樹立と海関その他の問題
新政権の樹立
天津海関問題
占領地の経済開発
日本の対外関係の悪化

第六章　汪精衛政権の樹立
日華和平派の接触
接触の発端
和平から自主的収拾へ
汪の出馬と日本の態度の変化
汪の重慶脱出
汪精衛上海に赴く
汪の訪日と日本政府
不安な日本の政局
汪の訪日
汪政権樹立へと進む
日、汪協定と汪政権の承認
和平工作の復活と国際情勢の悪化
索引　巻末